「後ろ!後ろ!」と思わず叫びたくなるような展開が待ち受けるホラー漫画「留守番電話」。本作を手がけた森本大百科(
@mdaihyakka
)さんは、大阪よしもと所属のピン芸人として活動する一方、漫画家としても作品を発表している。今回は、日常に潜む恐怖を描いた「留守番電話」を紹介するとともに、漫画を描き始めたきっかけや制作について話を聞いた。
留守番電話の違和感
買い物から帰宅した女性は、留守番電話に宅配業者からの伝言が残っていることに気付く。不在中に荷物が届いたようだが、メッセージはどこか不自然だった。「どうしましょうかねー」という気の抜けた口調に続き、「中身がお皿なので、キッチンに置いておきますねー」と告げられる。荷物の中身を知っている理由は何なのか。そもそも、なぜキッチンに置けるのか——。
物語は最後に思わず「後ろ!後ろ!」と叫びたくなる衝撃の結末が待ち受ける。身近な存在だからこそ現実味を帯びる恐怖が、本作最大の見どころだ。
芸人と漫画家、二つの顔
森本大百科さんが漫画を描くきっかけとなったのは、「世にも奇妙な物語×少年ジャンプ+ presents『奇妙』漫画賞」への応募だったという。「『炎上』という作品を描いたのが最初のきっかけです」と振り返る。
また、漫画『カバチタレ!』の作画を担当する東風孝広先生のアシスタント経験については、「東風孝広先生と知り合ってから、漫画を描こうと考えるようになりました。その後『アシスタントで雇ってください』と先生に頼みました」と明かした。
長編漫画にも意欲
現在も創作活動は続けており、「はい。今も漫画を構想中です。短編だけでなく、長編も描いてみたいと思っています」と意欲を語る。
芸人ならではの発想力と漫画表現が融合した森本大百科さんの作品は、何気ない日常をじわじわと恐怖へ変えていく。読み終えたあと、思わず背後を振り返りたくなる一作だ。
■取材協力:森本大百科(@mdaihyakka)
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