神戸・新港町エリアにある「フェリシモ チョコレート ミュージアム」は、2021年10月にオープンした、チョコレートの魅力を多彩な視点から楽しめる体験型ミュージアム。
チョコレートの香りが漂う館内には、世界中から集めたチョコレートパッケージを収集・展示。ショコラティエの想いやブランドの個性が詰まったパッケージを「文化」として未来へ伝える取り組みも行われており、チョコレート好きはもちろん、アートやデザインに興味がある人も楽しめる。異国情緒漂う神戸ならではの注目スポットだ。
世界中のチョコレートパッケージが集結!
館内には常設で、世界のチョコレートとチョコレートを使用したお菓子のパッケージを収蔵・展示。壁一面、695段の棚に美しいパッケージがずらりと並ぶ光景は圧巻で、チョコレートの歴史や文化、デザインの移り変わりを一度に楽しめる。まさに「見せる収蔵庫」だ。
同ミュージアムでは開館に向けて、世界中のチョコレートパッケージを文化として未来へ残すために寄贈を呼びかけ、国内外のショコラティエや企業、コレクターなど多くの人から集まったパッケージを収蔵。現在、館内では世界50カ国・約500ブランド、約1万9000点※のパッケージを展示している。
※2026年7月時点
パッケージには、ショコラティエのこだわりや、贈る人・贈られる人の思い出など、一つひとつに物語が込められている。なかには「大切に集めてきた箱が役立つことがうれしい」といったメッセージを添えて寄贈する人も多く、単なるコレクションではなく、チョコレートを愛する人々の思いが詰まった“しあわせの記憶”を楽しめる展示となっている。
チョコレートとカカオの世界を表現したアート空間
同館では常設展のほか、半年ごとにテーマが変わる企画展示も開催。チョコレートやカカオをテーマに多様なジャンルのアートとコラボレーションしている。開催中の展示は公式サイトでチェックしよう。
取材時には3つの展示会が開催中。これらは2026年10月4日(日)まで開催される。そのひとつが、同ミュージアムが創設した「Chocolate Package Award 2026」の授賞パッケージを中心とした展覧会「チョコレートパッケージアウォード展」。
受賞作品やノミネート作品を間近で見ることができ、思わず手に取りたくなるような魅力的なパッケージが勢ぞろいする。この取り組みは、今後も続けていく予定だ。ほかにもインタラクティブアートやデジタルアートなど、多彩な展示が行われていた。
チョコレートの世界をもっと楽しめるライブラリー&ショップ
チョコに関する本のライブラリーやフォトスポットがあるコーナーも人気だ。ライブラリーでチョコに関する知識に浸ったり、壁面の巨大なチョコレートインスタレーションと一緒に撮影しよう。
入り口にあるミュージアムショップでは、展覧会のグッズや図録のほか、チョコレートやカカオに関連したオリジナル商品を販売。こちらはチケットがなくても入場できるので、ぜひ立ち寄ってみて。
神戸ポートタワーやátoa(アトア)など、人気スポットが集まるエリアにあるのも魅力。近隣施設とのお得なセットチケットを利用すれば、神戸らしい景色とチョコレートの世界を一度に満喫できる。
「食べもの」というイメージを超え、文化やアートとしてチョコレートを楽しめるのが、このミュージアムならではの魅力。お気に入りのパッケージや作品を見つけながら、奥深いチョコレートの世界を体感してみてはいかがだろうか。
■フェリシモチョコレートミュージアム
住所:兵庫県神戸市中央区新港町7-1 Stage Felissimo2階
時間:11時〜18時※入館は17時30分まで
休み:年2回(春・秋)の展示替えの時期
料金:大人1000円、学生(中学、高校、大学生)800円、小学生300円、小学生未満無料※学生は入館時に学生証の提示が必要です
駐車場:なし
アクセス:JR三ノ宮駅、阪急電鉄・阪神電鉄神戸三宮駅から神姫バス“Port Loop”に乗車し、新港町またはアリーナ前バス停下車すぐ。または同駅より徒歩約20分
取材・文・撮影=二木繁美
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