スーパーで実際に起きたトラブルを描く人気シリーズ「チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします」。作者・狸谷さん(
@akatsuki405
)の実体験をもとにしたエピソードは、思わずクスッとしながらも「気を付けよう」と背筋が伸びるものばかり。今回は、夏休みに特に増えやすい出来事について話を聞いた。
ガシャーン!!店内で瓶を割ったのに…
店内で子どもがジャムを落とし、瓶は粉々、中身もあたり一面に広がった。店員はすぐに駆け寄り、「お客様大丈夫ですか?」「サンダルに破片は入ってませんか?」と安全を確認しながら後片付けを始めた。
そこへ現れた親は、子どもに「あのね、ガラスや瓶は落としたら割れるんだよ」と言い聞かせ、そのまま立ち去ったという。対応がすべて終わったあと、スタッフはようやく気付く。「あの親子、一度も謝罪の言葉がなかった…!」。現場が静かにざわついた瞬間だった。
売り場は「遊び場」ではない
「店員さんに怒られるからやめなさい、じゃなくてね……。」では、店内を走り回ったり、購入前の商品を開封・破損したりするケースを取り上げている。狸谷さんは「店舗でも事故が起こらないように細心の注意を払っていますが、勢い余って売場に突っ込んだり商品を倒したり、棚を倒したりしてケガをしたり、他のお客様との接触で相手の方がケガをしたりなど度々あります」と説明。
「夏休みに入ってご家族で来店される方が多く、幼いお子様だけで店内を走り回り、ふざけ合ったりしているケースが多く見られますが、どうかお子様から目を離さないようによろしくお願い申し上げます」と呼び掛ける。
SNSでも「エスカレーターでふざける子どもに同じセリフを言ってる母親がいました」「やっていいことと悪いことを教えられない人が親になっちゃっているんですよね」といった声が寄せられ、作品は大きな反響を集めた。
レジ前で起こる意外な混雑
お盆や夏休みは、家族や親戚がそろって買い物に訪れる機会も増える。しかし、大人数でレジに並ぶと通路をふさいでしまい、ほかの利用客の通行を妨げる原因にもなる。狸谷さんは「多すぎるとさまざまな弊害やトラブルが起きやすくなるので、買い出しは必要最低限でお願いしたい」と現場目線でコメント。
身近なスーパーだからこそ起こり得る出来事を、シュールな笑いを交えながら描き、読者へ自然な注意喚起を届けている。
■取材協力:狸谷(@akatsuki405)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。