今週(2026年7月17日〜7月19日)の映画動員ランキングは、『キングダム 魂の決戦』が初登場1位を獲得。公開4日間で動員131万5000人、興収20億6400万円をあげ、今年公開の実写映画でナンバーワンのオープニング成績を記録した。一方、首位を明け渡した『トイ・ストーリー5』は、ディズニー配給作品として史上最速となる72億円突破を達成。夏休みへ向けて熱を帯びるTOP10を、順位別に紹介していこう。
10位:『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』(公開日:2026年4月10日)
劇場版シリーズ第29作が、公開15週目にしてTOP10に踏みとどまった。バイクの祭典へ向かうコナンたちの前に現れた謎の黒いバイク「ルシファー」を、神奈川県警の白バイ隊員・萩原千速が追う。千速役は、2024年8月に他界した田中敦子さんから同役を引き継いだ沢城みゆきさんが担当。通常の4DX版をベースに、バイクのライディング体験を最大化するため4DXプログラムを再構築した「4DX 超限界突破上映」も実施され、体感型の上映がロングランを支えている。
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9位:『黒牢城』(公開日:2026年6月19日)
黒沢清監督が自身初の時代劇に挑んだミステリー大作が、先週の5位から9位へ。織田信長に背いて有岡城に籠城した荒木村重を本木雅弘さん、囚われの天才軍師・黒田官兵衛を菅田将暉さんが演じる。7月20日時点で累計動員75万5848人、興収10億3546万8780円を記録し、黒沢監督作品として史上初の興収10億円を突破。これまでの最高記録だった『クリーピー 偽りの隣人』の6.3億円を大きく塗り替えた。20代から60代までの幅広い層、特に女性客に強く支持されているという。
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8位:『それいけ!アンパンマン パンタンと約束の星』(公開日:2026年6月26日)
劇場版37作目が、先週の6位から8位へ。冒険家ニャックルと交わした約束を守るため、虹の星を目指すレッサーパンダ・パンタンの旅を描く。ゲスト声優は、パンタン役の土屋太鳳さんと、シリーズ初参加となる冒険家ニャックル役の津田健次郎さん。通常上映は場内の照明を明るめに保ち、音量も控えめ。来場した子どもにはマラカスが配られるため、映画館デビューにも向いている。一部映画館では、夜に場内を暗転させ通常音響で上映する大人向けの「アンパンマンナイト」も実施中。
7位:『オブセッション 災愛』(公開日:2026年7月17日)
全米を席巻したロマンティックホラーが初登場7位。孤独な青年ベアは、想いを寄せるニッキーとの距離を縮めたい一心で、願いをかなえるという不気味なまじない「ワン・ウィッシュ・ウィロー」に手を出す。だが純粋だった恋心は、やがて制御不能な執着(オブセッション)へと変貌し、ベアは想像を絶する惨劇にのみこまれていく。監督はYouTube発の新鋭カリー・バーカーさん。製作費上限100万ドルの作品として、1973年の『燃えよドラゴン』が保持していた歴代最高興収記録を53年ぶりに更新した。
6位:『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(公開日:2026年5月22日)
シリーズ約7年ぶりの劇場長編が、先週の4位から6位へ。『ジェダイの帰還』後の銀河を舞台に、強大なフォースを秘めた孤児グローグーと、彼を守る賞金稼ぎマンダロリアンの旅を描く。今作では、ルーク・スカイウォーカーのもとで修行を積んだグローグーが、守られる存在から並び立つ相棒へと成長。ペドロ・パスカルさん演じるディン・ジャリン(マンドー)とのバディ映画としての魅力が際立つ。ジョン・ファヴロー監督は、シリーズを一度も観たことがない人でも楽しめる作品を目指したと語っており、ドラマ未見の観客でも予備知識なしで入り込める。