高級感あふれる光岡自動車のEV「雷駆(ライク)」本日予約開始

東京ウォーカー(全国版)

「大蛇(オロチ)」や「卑弥呼(ヒミコ)」などの高級車を製造する光岡自動車が、電気自動車企画第1弾となる「雷駆(ライク)」(428万円)を開発。6月17日(木)から予約受付を開始する。

「雷駆」は、リチウムイオン電池を用いた三菱の電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」をベースに開発された、5人乗りの小型乗用車。丸いイメージの「i-MiEV」とは対照的に、角を立たせたデザインを採用し、バンパーにメッキ加工を施すことで、同社らしい高級感のあるスタイリングに仕上げているのが特長。ボディーカラーは、ホワイトソリッド、クールシルバー、ラズベリーパールのほか、「i-MiEV」にはない、ミステリックバイオレットパール、ブラックマイカの全5色で展開する。

「今回は、企画段階から販売価格の上限制限があったので、その中で、“ミツオカらしさ”をどのように表現するかがポイントとなりました。外観デザインと、バンパーの一部に施したメッキ加工で、凛々しさと高級感をもたせています」と話すのは、同社の広報担当者。

今年度の売り上げ目標は400台。現在、主な販売先は法人が中心の電気自動車だが、充電器などのインフラ整備が整ってきている背景を踏まえ、個人ユースとしても積極的にアピールできると考えているという。

“人と違ったデザイン”“あまり見かけない車”など、デザイン性や希少性が特長の光岡自動車らしさを出しながら、環境にやさしい電気自動車の普及につなげていきたいという同社。今後の展開に注目だ。【東京ウォーカー】

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