2018年4月7日、『映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険』が公開となり、森三中の黒沢かずこ、村上知子、大島美幸が初日舞台挨拶を行った。映画を見終わった観客が待つ会場に登場し、「映画、楽しかったですか~!?」と観客に声をかけたメンバーたち。すると、すぐに会場から「楽しかった!」と元気な子どもたちの声が響いた。
シリーズ長編最新作『映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険』のテーマは、“フレンドシップ=友情”。ソドー島を飛び出して冒険に出発したトーマスと、旅先で起こる危機を、仲間たちと共に息のあったチームワークで乗り越えていく姿を描く。森三中のメンバーは、初登場となるキャラクターの実験用機関車レキシーを黒沢が、同じく実験用機関車セオを村上が、製鉄所で働くフランキーを大島が演じた。
それぞれのキャラクターを演じた感想を聞かれたメンバーたち。黒沢は「母性のあるレキシーをやらせていただいて、やり場のない自分自身の母性をぶつけられてよかった(笑)」と話し、村上は「男の子の役だったので自分の声がどんな風に表現できるかと不安だった」とのこと。「みなさん、セオをちゃんと演じることができてたかな?」と観客に尋ねると、会場からはたくさんの拍手が!息子がトーマスの大ファンだという大島は「自分たちが参加することでトーマスの歴史を壊してしまったらと不安で、演じる前の日は眠れなかった。といっても6時間くらいは寝てますけど(笑)」と話し、会場を沸かせた。
入学や入園の時期でもある4月。新しい生活が始まる子どもたちに向けて黒沢は「友だちが困っていたら助けてあげようね」と話し、続いて「新しい環境は緊張するけど、すぐに友だちができるはず。気持ちをぶつけ合える友だちを見つけて」と村上。大島は「映画のエンディングテーマにもあるように、助け合って支え合っていくのが友だちだよ」と話した。
今作は、トーマスがソドー島を飛び出し冒険する物語。「飛び出すならどんなところに行きたい?」との問いに、「トーマスのお仕事ができたことの報告をしに、伊勢神宮に行きたい」と大島。村上は「台湾に行っておいしいもの巡りをしたい」、黒沢は「ソドー島に行きたい!」と話した。すると大島が「トーマスランド(山梨県富士吉田市)に行ったらいいよ!ソドー島のような雰囲気ですごくおすすめだよ」と語った。
母親でもある村上と大島。彼女たちの子どもに子守歌を歌っているという黒沢が、自慢の歌声を披露する場面も。「お子さんがびっくりしてしまうかもしれないんですけど…」と一言添えて、「千の風になって」を迫力ある低音で披露した黒沢。すると、会場にいた子どもたちが一気に静かになり、困惑ムードに。村上が「お子さんが泣いて困った時などにおすすめです。一気に空気が変わるんで(笑)」と話し、会場は笑顔に包まれた。
最後に、初日舞台挨拶に訪れた観客に森三中の3人からメッセージが。
黒沢「トーマスとその仲間たちと同じように、友だちと仲よくしてください」。
村上「メッセージ性のあるストーリーで、大人が見ても楽しめる映画。親子で2度、3度と見ていただきたいと思います」。
大島「幼稚園や保育園、小学校へ行ったら、お友だちに『映画おもしろかったよ』と伝えてくれるといいな。周りの友だちとトーマスの話をして楽しい時間を過ごしてね」。
森三中の声優ぶりにも注目して、映画を楽しもう!『映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険』は、シネ・リーブル池袋、全国イオンシネマほかにてロードショー。【ウォーカープラス編集部】
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大藤文