日本各地にある空港は、飛行機に乗るときはもちろん、休日に遊びに行く場所としても楽しい。空港には、ご当地名物のグルメや土産などがそろい、展望デッキから飛行機の迫力あるシーンが眺められることも。全国の空港それぞれの魅力を紹介するこのシリーズで、今回、北東北の観光に便利な「秋田空港」を紹介する。
秋田県内には「秋田空港」「大館能代空港」と2つの空港がある。秋田空港は県のほぼ中央に位置し、秋田駅からリムジンバスで所要約40分。
国内線は、東京(羽田)、大阪(伊丹)、名古屋(中部)、札幌(新千歳、丘珠)など。また、台湾チャーター便が週2便(木・日)運航している。
空港に着くと赤い「ナマハゲ」がお出迎え
現在の秋田空港は、1981年(昭和56年)6月26日開港。国内線と国際線を合わせ、年間のべ約125万人が利用する。
国内線の到着口を出たところに、国の重要無形民俗文化財「男鹿のナマハゲ」が展示されている。近づくと、その大きさがよくわかる。
実は、秋田空港のナマハゲは「赤」で、大館能代空港は「青」という違いがある。
2階の出発ロビーにある、漫画やアニメーションで知られる「釣りキチ三平」の大きな陶板アートも必見。大きさは縦3.5メートル、横6.7メートル。秋田県南部の横手市出身の漫画家、矢口髙雄さん原画をもとに製作された作品で、タイトルは「釣りキチ三平 山魚女群泳」。釣り好きの少年三平がヤマメの群れとともに釣竿を掲げる姿が描かれている。
【展望デッキ】滑走路が一望!「AKITA」「秋田犬」のフォトスポットも
国内線ターミナル3階の「展望デッキ」は、入場無料。2500メートルある滑走路で離着陸する迫力あるシーン、駐機場や移動する飛行機もよく見える。
デッキの一部は、環境に優しいリサイクル素材「AO-MWood」(秋田県認定リサイクル製品)を使ったウッドデッキ仕様。「AKITA」のモニュメントとの秋田犬の像はフォトスポットとしてもおすすめで、夜には展望デッキのライトアップや、床面のプロジェクションマッピングを点灯している。
なお、展望デッキから滑走路の飛行機を撮るには、カメラのレンズで焦点距離200ミリメートル程度の望遠レンズがあると撮影しやすい。夏は青空と緑の自然が広がり、冬は雪景色と着陸する飛行機が雪煙を上げる様子が見られる。