今週(2026年8月28日〜8月30日)の映画動員ランキングは、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』が初登場1位を獲得した。3週にわたって首位を守ってきた『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は2位となり、新作3本がランクイン。季節の変わり目を感じさせるTOP10を順位別に追っていこう。
10位:『ラスト・サバイバー』(公開日:2026年8月28日)
『エイリアン』『オデッセイ』など、過酷な環境に置かれた人間の選択を描いてきた巨匠・リドリー・スコット監督のサバイバルドラマが初登場10位。原作は史上最高のディストピア小説の一つとも称されるベストセラーだ。舞台は謎のパンデミックで人類の大半が死滅した世界。パイロットのヒッグ(ジェイコブ・エロルディさん)は、元軍人バングリー(ジョシュ・ブローリンさん)と手を組んで日々を生き延びていた。ある日、小型機の無線に届いた謎の声に導かれ、未知の空へ飛び立つ。
9位:『時には懺悔を』(公開日:2026年8月28日)
『下妻物語』『告白』の中島哲也監督が8年の沈黙を破った新作ミステリーが9位にランクイン。映像化不可能と言われてきた打海文三さんのミステリー小説を、構想18年をかけて映画化した。物語は一人の探偵の死から始まる。元同僚の佐竹(西島秀俊さん)と助手の聡子(満島ひかりさん)が調査を引き継ぐと、その先に待っていたのは9年前の新生児誘拐事件と、重い障がいのある少年だった。「生きているのが奇跡」と言われた小さな命が、逃げ場のない現実にもがき苦しむ大人たちの心を動かしていく。共演は黒木華さん、宮藤官九郎さん、柴咲コウさん、佐藤二朗さん、役所広司さん。
8位:『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(公開日:2026年8月7日)
2023年の大ヒット作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編にして完結編が、公開4週目で前週6位から8位に。特攻隊員の彰を見送ってから7年。高校教師になった百合(福原遥さん)の前に、彰の面影を宿す青年・涼が現れ、止まっていた時間が動き出す。前作で石丸(伊藤健太郎さん)と別れた千代(出口夏希さん)のその後も描かれ、ホスピスで穏やかな余生を送る年老いた千代を演じた倍賞千恵子さんには、「涙が出た」「流石の大女優」と声が相次いでいる。
7位:『キングダム 魂の決戦』(公開日:2026年7月17日)
原泰久さんの人気漫画を実写化したシリーズ第5作が前週に続いて7位に。邦画実写ではシリーズ5作連続50億円超えという史上初の記録をすでに達成しており、公開7週目に入ってもTOP10に名を残し続けている。秦以外の六国が手を結んだ大軍が国境を越え、秦は滅亡の危機に立たされる。千人将に昇格した信(山﨑賢人さん)が、国の命運をかけて戦場に立つ。2026年9月4日(金)には5都市での応援上映第二弾も予定されており、劇場の熱はまだ冷めそうにない。
6位:『ミニオンズ&モンスターズ』(公開日:2026年8月7日)
「怪盗グルー」シリーズ生まれの人気者ミニオンズが主役の長編アニメ第3弾が、公開4週目で前週4位から6位に移った。今回の主役は、従来のケビンたちに代わり、絵を描くことと映画が大好きなジェームズ、その親友ヘンリー、穏やかな性格で耳の不自由なエドの三人。ハリウッドの映画スタジオに紛れ込んだ彼らがモンスター映画作りに奮闘するかたわら、別のミニオンたちはロボット型エイリアン・ドートの地球侵略に手を貸してしまう。
▼『ミニオンズ&モンスターズ』の関連記事