4月14日(土)、お台場の特設会場にて「モータースポーツジャパン 2018 フェスティバル イン お台場」が開催され、多くの人が来場。大きな賑わいをみせていた。
モータースポーツジャパンフェスティバルは、第13回目の開催を迎えた春の風物詩イベント。毎年モータースポーツシーズンの開幕時期に行われ、2日間で10万人の来場がある都心では珍しいモータースポーツに特化したイベントだ。
例年2日間行われるが、今年は日曜日が荒天の予報が出たため、安全性を配慮し金曜日の段階で中止が決定。土曜日も15時30分に閉会というショートプログラムとなった。
会場では、各自動車メーカーが出展し、参戦車両や市販車のスポーティーバージョンを展示したほか、レーシングカーへの乗車体験を始めとするキッズ向けのコンテンツ、選手によるトークショーなどを実施。日産自動車のブースでは、SUPER GTに参戦するロニー・クインタレッリ選手自らがタイヤ交換作業を実施するプログラムなどもありファンからの笑いを誘っていた。
また、6月1日に公開予定のラリー競技をテーマにした映画「OVER DRIVE」に登場する車両が展示されたほか、スタンプラリーも行われ、スタンプ台帳を片手に記念グッズを求める人の姿が後を絶えなかった。
特設コースでは、スポーツカーの同乗走行のほか、SUPER GTマシンやラリー参戦車両によるデモンストレーションランが行われた。
中でもGT500クラスマシンを使ったタイヤ交換・ドライバー交代作業は、サーキットに行っても間近で見ることができないシーンなだけに、多くの注目を集めていた。
4月21日(土)・22日(日)には、鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラの開幕戦が行われるほか、その翌週28日(土)・29日(日)にはスポーツランドSUGOでスーパー耐久シリーズの第2戦、そして5月3日・4日の祝日には、富士スピードウェイでSUPER GTシリーズの第2戦が開催される。
今年は国内では10年ぶりとなる24時間レースが行われるなど、ますます盛り上がりをもせるモータースポーツ。ぜひサーキットに足を運んでみていはいかが。
クリタタカシ