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「日本名峰ランキング」ベスト3に選ばれるほどの美しい自然で人々の心を魅了している鳥取県の自然遺産・大山(だいせん)。今回は、その絶景スポットや、大山の裾野に広がる琴浦の観光スポット、ご当地グルメなどを鳥取県中西部から紹介しよう。
国宝観賞でパワーチャージ!「三徳山三佛寺投入堂」
今回は、鳥取県中央に位置する三朝町(みささちょう)の三徳山三佛寺投入堂(みとくさんさんぶつじなげいれどう)から、県西部に位置する伯耆町(ほうきちょう)の大山エリアへ向かって、西へ進んでいく観光ルートを紹介。まずはパワーチャージをしに、「日本一危ない国宝」とも称されているパワースポット三徳山三佛寺投入堂の側まで行って、迫力満点の断崖絶壁と、そこに立つ仏堂を眺めてみよう。※入山する際は登山手続きが必要。冬季は入山NG
本格的な登山をして間近で拝むこともできるが、投入堂まで登山できないときは、三徳山の麓の道路沿いにある遥拝所(ようはいじょ)から拝むことが可能。遥拝所には無料の固定式高画質望遠鏡が設置されているため、断崖の美しさと険しい場所に建つお堂をハッキリ観賞でき、感動すること間違いなしだ。
■三徳山遥拝所
住所:鳥取県東伯郡三朝町三徳
電話:0858-43-2666
「鳥取県立美術館」のカフェでアート体験!
鳥取のアートを発信する拠点として、“ほぼ日本最後”の県立美術館として2025年3月に開館した「鳥取県立美術館」。同館は、鳥取県ゆかりの作品から、国内外の話題性のある作品まで、1万点超えの多種多様な美術作品を収集する。
「毎日散歩がてら来ていただけるような、日常的に利用できる美術館を目指している」という同館には、魅力的なミュージアムカフェも。注目は、真っ白なクラムチャウダーに、野菜のソースで絵を描くことができる「Canvas Soup(キャンバススープ)」(ソース2色付き550円/1色追加ごと+55円)だ。
元美術教師で現在同カフェで働く山本さんは、「(アメリカの芸術家)アンディ・ウォーホルの作品でも知られる”キャンベルスープ”や、鳥取県の白バラ牛乳、野菜などを使ったこちらのスープは大人気で、今後も定番メニューとして広がっていったらいいなと考えています」とコメント。「“アートはもっと身近にあっていいもの”というのを感じてほしくて開発したメニューなんですが、来館されたお子さまたちも自由にお絵かきを楽しんでくれているようで、SNSに投稿してくれる人もいるんですよ。“自分だけの創作スープ”を皆さまにもぜひ体験してみてほしいです」とアピールしていた。
なお、鳥取県立美術館では、2026年10月10日(土)から、日本の近代洋画界に大きな足跡を残した画家・前田寛治の画業を振り返るとともに、彼が設立に加わった「一九三〇年協会」の仲間たちの出品作品も紹介する展覧会「生誕130年 前田寛治 ポエジイとレアリスム 一九三〇年協会設立100年」を開催予定。
■鳥取県立美術館
住所:鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12
電話:0858-24-5442
時間:9時~17時 夜間開館日は21時まで
休館日:月曜日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)ほか ※月曜日が祝日の場合は翌平日が休館日。休館日は変更となる場合あり
「道の駅ほうじょう」で鳥取・北栄町の“食”に触れる!
2025年にグランドオープンしたばかりの、鳥取・北栄町の魅力をぎゅっと詰め込んだ“食のテーマパーク”「道の駅ほうじょう」も押さえておきたい。「北栄町の豊かな自然とおいしさであなたに笑顔と元気をつなげたい」をコンセプトに、店内では、砂丘長いも「ねばりっこ」や梨、らっきょうなど、鳥取県中部地方が誇る食材を活かしたオリジナルのグルメ(オリジナルは70品以上!)や飲食メニューを多数展開。
鳥取県が“カレー消費量日本一”であることから出店しているというカレーパン専門店「とりどりベーカリー」には、約7種類の個性派カレーパンがズラリ。人気商品は、「道の駅ほうじょう」限定の「のびるねばりっこチーズカレーパン」(480円)となっている。また、しっかりと食事ができる「ねばりっこ食堂」では、豊富な海鮮を使用した贅沢な「ねば山海鮮どっさり丼」(2618円)なども楽しむことができる。
■道の駅ほうじょう
住所:鳥取県東伯郡北栄町国坂1525-92
電話:0858-36-5588
時間:9時〜17時 ※季節により営業時間が変更になる場合あり
「ねばりっこ食堂」10時〜16時(LO15時30分)、「とりどりベーカリー」9時〜17時、「砂sweets専門店 砂とりどり」10時〜16時
海辺のパワースポット「鳴り石の浜」に立ち寄ろう
続いて、琴ヶ浜海岸の西に位置する花見海岸へ。山陰道「琴浦船上山IC」から北へ車で約3分行ったところに、縁起のいいパワースポットとして注目される「鳴り石の浜」があるのだ。この海岸には、“ごろた石”と呼ばれる楕円形の石が集積した珍しい景色が広がっており、それを絶妙なバランスで積み上げる石積みアート「ロック・バランシング」も流行っているようで壮観だ。
打ち寄せる波によって“ごろた石”がぶつかり合い「カラコロ」と音を立てるというのもユニーク。“よく鳴る”ことから、“よくなる”と験(げん)を担ぐ場所として知られている。同海岸で、特徴的な石の音や景色を楽しみながら散策するなら、ぜひ歩きやすい靴で!
■鳴り石の浜
住所:鳥取県東伯郡琴浦町赤碕1929-1
米子城がモデル!インパクト大の「お菓子の壽城」
「お菓子の壽城(ことぶきじょう)」は、山陰を代表する銘菓「因幡の白うさぎ」などを製造・販売する寿製菓の創業者が「愛され、活気を与えるシンボルを」と願い、米子城をモデルに1993年に築城した場所。高さ約27メートルの天守閣の屋根には、立派なシャチホコが鎮座している。
城内には、お土産にぴったりなお菓子のほか、テイクアウト、食事が可能な「すなば珈琲」、和菓子の製造工程がガラス越しに見学できる「工場見学ホール」、山陰、米子城の歴史が学べる「展示コーナー」など、買う・食べる・見る・学ぶ施設も充実。エレベーターと螺旋階段で最上階に上がると展望台があり、大山や弓ヶ浜半島といった景色を360度見渡すこともできる。
ちなみに名物のお菓子は、手間ひまかけて作った、栃の実の風味を楽しめる「赤とち餅」(4個入り780円)。半月以上の時間をかけ、いくつもの工程で丁寧に灰汁抜きした栃の実を使った餅に、風味豊かな北海道産小豆の粒あんを包んだ絶品スイーツとなっている。
■お菓子の壽城
住所:鳥取県米子市淀江町佐陀1605-1
時間:9時~17時
電話:0859-39-4111(代表)
昔ながらの製法!温泉の源泉で作った豆腐を堪能できる、日帰り温泉施設「豪円湯院」
大山寺参道に佇む日帰り温泉施設「豪円湯院」では、地下約1200メートルから湧き出る酸化還元力の高い名湯と、その名水で仕込んだ「豪円豆腐」(単品200円)、地元の食材と山の幸を使用した郷土料理「大山おこわ」(単品330円)などを味わえる。
大山の冷涼な空気を感じながら、自家製豆乳をベースにした「豪円豆乳ソフト」(400円)を食べるのもおすすめ。1階のオシャレなイートインスペースでは、持ち帰り用として、スタイリッシュなパッケージに入る「SOY:E(ソイエ)」シリーズの豆腐や豆乳を購入することもできる。
■豪円湯院
住所:鳥取県西伯郡大山町大山25番地
時間:9時~17時
電話:0859-48-6801
絶景&ソフトクリームに癒やされる!「大山まきば みるくの里」
最後は、秀峰大山の雄大な姿をしっかりと眺められるスポット「大山まきば みるくの里」へ。同所は、2026年4月にリニューアルオープンした大山エリアのランドマークで、鳥取県が保有し、大山乳業農業協同組合が運営する施設。今回の改修で鳥取県の酪農、牧場、そして「白バラ牛乳」の世界観を詰め込んだ、エンタメ感満点の大人気レジャースポットに生まれ変わっている。
施設内は物販エリア、レストランエリア、白バラエリアなどで構成。新設された「白バラ牛乳オフィシャルストア」には、かわいいオリジナルアイテムも並ぶ。また、1日約4000本を売るという絶品「ソフトクリーム」(500円)は、行列覚悟ではあるが必食。クリーミーでなめらかな口溶け、濃厚なミルクの風味が特徴だ。
■大山まきば みるくの里
住所:鳥取県西伯郡伯耆町小林2-11
時間:10時〜17時
電話:0859-52-3698 ※営業日や休業期間は変わる場合があるため、公式情報を要確認
取材・文=平井あゆみ
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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。