大人も子供も競馬に夢中!JRA競馬博物館が満を持してリニューアルオープン

東京ウォーカー(全国版)

2017年11月27日(月)より改修工事が進められていた東京競馬場内のJRA競馬博物館(東京・府中市)が、4月21日(土)から始まる東京開催に合わせてリニューアルオープンする。新たに大型4面スクリーンのライヴシアターや体験型施設などが加わり、生まれ変わったミュージアムの見どころを一挙にご紹介!

大人から子供まで楽しめるアトラクションを新設し、JRA競馬博物館がリニューアルオープン


ライヴシアター Thoroughbred


【写真を見る】前面、左右、床下の4箇所に大型スクリーンが配置される


1階フロアに加わった「ライヴシアター Thoroughbred(サラブレッド) 」は、大型4面スクリーンと5.1chサラウンドによる臨場感あふれる映像と音声がウリの劇場型アトラクションだ。上映作品は、サラブレッドの疑問を解説する子供向けの「サラブレッド・ラボ」、誕生から競走馬になるまでの軌跡を描いた「競走馬への道〜栄光を目指して〜」、すべてのホースマンの目標である「“競馬の祭典”日本ダービー」の全3話。なかでも「“競馬の祭典”日本ダービー」では、マカヒキとサトノクラウンが激しい叩き合いを演じた第83回日本ダービー(2016年)を大迫力映像と音声とともに楽しめる。

なりきりジョッキー


顔を3Dスキャンし、あたかも自身がレースに騎乗している気分が味わえる


同じく1階フロアに新設された「なりきりジョッキー」は、ジョッキー気分を疑似体験できるアトラクションだ。参加者はまず顔写真を撮影し、次に8つの勝負服のなかから1つを選択してレースに出走する。レース映像では自分の顔と選んだ勝負服が投影され、あたかも自身が馬を勝利に導く騎手になったように楽しめるというわけだ。なお、レースの結果はランダムに抽選されており、勝利確率は25%とのことだ。

東京競馬場歴史絵巻


エピソードと写真から自由に選択し東京競馬場の歴史を振り返る


前身の目黒競馬時代を含めて100年以上の長い歴史を持つ東京競馬場。2階フロアには、その歴史を振り返る「東京競馬場歴史絵巻」が登場。タッチパネル式の液晶画面を操作し、年代ごとに分けられた合計150枚の写真とエピソードのなかから見たいものを選択すると、目の前の大型スクリーンに選んだエピソードが投影される仕組みだ。競馬史や歴代日本ダービー名馬史など、見る者によって懐かしい、また見る者によっては新鮮な気分で東京競馬場の歩みを楽しめる。

そのほか、JRA博物館ではリニューアルオープン記念イベントを開催。第1弾では4月21日(土)1000人、22日(日)2000人の先着来場者に博物館内メモリアルホール(馬の学び舎)で放映される「アニメ馬物語」のキャラクターがプリントされた紙袋とオリジナル「ビスコ」を贈呈する。

2階展示室3では4月21日(土)から5月6日(日)にかけて同博物館が所蔵する英国ダービー優勝馬や版画作品などを展示する「英国ダービー展」を開催


また、4月28日(土)・29日(日)と5月5日(土)・6日(日)には第2弾としてGate.Jスタンプラリーを実施する。日吉ヶ丘屋上テントの小岩井農場物産展で買い物をするともらえるスタンプ台紙(土曜日300人、日曜日400人)に3つのスタンプを押印して博物館エントランスで提示すると、先着順に抽選の上、素敵な賞品が用意されているとのこと。

東京競馬場内にあるJRA競馬博物館。競馬観戦の合間に訪れれば立派な家族サービスだ


これまで競馬場に足を運んだことのある方もない方も、この機会に東京競馬場に出かけてみてはいかがだろうか。

安藤康之

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