マッサージを中心とした施術で心身の癒やしを提供する男性向けの店、メンズエステ。そんなメンズエステを舞台に、訳アリな客の心を解きほぐしていく主人公・加恋を描いた創作漫画「メンエス嬢加恋・職業は恋愛です」。蒼乃シュウさん(
@pinokodoaonoshu
)が描く、美しくもミステリアスな加恋と客たちのやり取りが魅力の作品だ。今回は「自信がない男」の前編。彼女いない歴=年齢の日影ユキオは、女性に対する恐怖心を克服しようとメンズエステを訪れる。緊張で震えるユキオに対し、加恋はどのように接するのだろうか。
「恋愛がしたくてもできない男子」
今回の「自信がない男」は、恋愛をテーマにした本作に欠かせないキャラクターだったという。「この漫画は恋愛がテーマなので、ストレートに『恋愛がしたくてもできない男子』を登場させました」
加恋に「女の人の前だと緊張してうまく会話ができない」と悩みを打ち明けるユキオ。さらに「ボクの顔キモくないですか?」と尋ね、「キモくないけど…」と返されると「ビジネストークだ」と泣いてしまう。徹底して自己肯定感の低いキャラクターだ。
そんなユキオは、当初から現在の設定だったわけではない。「最初は自分の容姿がパッとしないため、自信が持てない人物にする予定だったんです。でも、見た目はイケメンなのにウザいほど自己肯定感が低い方がクスッと笑えそうだなと思い、このようなキャラクターになりました」
自信がないなら「好きな物」の力を借りる
ユキオほど極端ではなくても、自分に自信を持てない人は少なくないだろう。そこで、蒼乃シュウさん自身は自信のあるタイプなのか尋ねた。「あまりないですね。でも雑貨や文房具や洋服など、『自分はこれが好き!』と自信をもって選べるものはたくさんあるので、好きな物の力を借りています」
自分の容姿を「キモい」と嘆くユキオに対し、加恋は「キモいというかウザいかも」ときっぱり。見た目はイケメンなのに、何かにつけて自信を失ってしまうユキオに、加恋はどんな変化をもたらすのだろうか。
加恋はユキオに自信を与えられるのか!?
女性の前で緊張してしまうユキオは、メンズエステでの時間を通して変わることができるのか。加恋の言葉が、自己肯定感の低いユキオの背中を押すのかも注目したいところだ。
前編ではコミカルなやり取りも交えながら、ユキオが抱える「自信のなさ」が描かれている。果たして加恋は、ユキオに自信を与えることができるのか。気になる結末は後編へ続く。
■取材協力:蒼乃シュウ(@pinokodoaonoshu)
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