使って実感!野菜ジュースは“カンタン&絶品”料理の救世主!

東京ウォーカー

働くママの増加によって、時短で健康的な料理を作るニーズが高まっている昨今。手軽に野菜が摂取できる「野菜ジュース」を使った料理がレシピサイトなどで注目を集めている。実際に働くママに野菜ジュースを料理に利用しているかを調査したところ、利用していると答えたママが49.5%と約半数。 “手早く簡単に栄養が摂れそう”“コクや深みが出そう”“野菜嫌いでも必要な栄養が摂れそう”と評判だ。

そこで野菜ジュースを調理に用いる効果を、味覚や香りを科学的な指標で評価する株式会社味香り戦略研究所(本社:東京都中央区/代表取締役:菊池 健司)が味覚センサーで分析し、味の違いを比較。その結果は?

料理には40種以上の野菜が入った“多品種の野菜ジュース”が最適!


生野菜、トマト缶、野菜ジュースの3つを使ってそれぞれ同じ料理を作り、味のバランス(酸味・苦味・苦味の後味)を比較したところ、トマト缶や野菜ジュースを使用した方が、生野菜を煮出すよりも味のバランスが崩れず、料理の味をうまく調和させる効果があることが判明。また甘みについても、野菜や果物を40種以上使用した「多品種の野菜ジュース」が最も甘みが強く、野菜の甘みを引き出すために長時間煮込むという手間が省けることが分かった。

つまり、多品種の野菜ジュースを使えば、誰でも手軽に”時短”で”おいしい”料理ができるというわけだ。さらに味香り戦略研究所の菅慎太郎さんによれば、野菜ジュースをスープや煮込み料理の洋風出汁として活用するのもおすすめなんだとか。

「そうと聞いたら自分の舌で試してみたい!」ということで、働くママライターである記者が野菜ジュースを使ったレシピに挑戦してみた。

野菜ジュースで手軽に1品!「鶏肉ときのこのスープ煮」


今回作ってみたのは、3種のきのこと鶏肉をたっぷり入れた具だくさんのスープ煮。使用した野菜ジュースは48種の野菜や果物をギュッと凝縮した「キリン 無添加野菜 48種の濃い野菜100%」。

用意する材料と作り方はこちら!

「鶏肉ときのこのスープ煮」の材料(2人分)


材料(2人分)…鶏モモ肉 500g、塩 小さじ1/2、こしょう 少々、薄力粉 大さじ1、しめじ 1パック、まいたけ 1パック、しいたけ 3個、たまねぎ(中) 1個、オリーブオイル 大さじ2、多品種の野菜ジュース(今回は「キリン 無添加野菜 48種の濃い野菜 100%」を使用)800ml、刻みパセリ 少々

作り方…1.鶏モモ肉はひと口大に切り、塩こしょうをふって薄力粉をまぶす。2.きのこ類は石突をとり、食べやすい大きさに。たまねぎは薄切りにする。3.鍋にオリーブオイルを熱し、1を炒める。片面が焼けたらたまねぎを加えてさらに炒める。4.多品種の野菜ジュースときのこを加え、ふたをして時々混ぜながら15分煮る。5.器に盛り、パセリをふる。

【写真を⾒る】鶏⾁と⽟ねぎを炒めたところ に多品種の野菜ジュースを鍋に投⼊! 野菜が凝縮したジュー スはとろりと濃厚


あっという間に、じっくり煮込んだようなコクのある一皿のできあがり!

パパッと作ったとは思えない本格的な仕上がり感動!


普段はトマト缶+固形コンソメで作るのだが、今回は多品種の野菜ジュースと塩のみで味付け。やっぱり旨味調味料が入ってないともの足りないのでは…と思いつつ、一口食べてみるとこれがおいしい! トマト缶よりもとがった酸味がなく口当たりがまろやかで、スープに溶け出した鶏肉ときのこの旨味とのバランスもよく、まとまった味わい。これなら仕事帰りで時間がない時でも、手軽に作れて栄養もしっかり摂れる。

我が家では大人はバゲットを添えてワインのおつまみに、子供用にはご飯と粉チーズを加えてリゾット風にアレンジ。今回使用した「キリン 無添加野菜 48種の濃い野菜 100%」は、香料や砂糖・食塩が無添加なので、小さな子供にも安心だ。

粉チーズをかけたトマトリゾットは、離乳食を始めた赤ちゃんにもおすすめ!


多品種の野菜ジュースは、時短でおいしく、栄養満点の料理が作れる魔法の食材。ほかにも、ミートソースやカレーなど、野菜ジュースを使ったレシピはいろいろ。レシピ検索サイトやメーカーのWEBサイトをチェックして、毎日の料理に取り入れてみよう!

齋藤久美子

注目情報