秋元康総合プロデュースのシアターボーイズプロジェクト「Cloud ten」望月清秀が語る目標

東京ウォーカー(全国版)

秋元康さんが総合プロデュースを手がけるシアターボーイズプロジェクト「Cloud ten」。2026年8月2日には、東京・お台場の「ダイバーシティ東京 プラザ」内に約300席の専用シアターがオープンした。

現在は30名のメンバーで構成され、その一人が、静岡県出身でダンス日本一の経験を持つ望月清秀(せいしゅう)さんだ。「Cloud ten」のメンバーとしてステージに立ち、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了している。

望月清秀さんが掲げているのが、圧倒的トップになるという目標。自分を応援してくれるファンを大切にしながらも、全員に認められたいと語る言葉からは、パフォーマンスに対する強い自信と覚悟が伝わってくる。

今回は、ウォーカープラス初登場となる望月清秀さんに、ダンスへのこだわりやチームでの役割、アイドルとして大切にしていること、そしてデビューや東京ドームへの思いを聞いた。

「自分を応援してくれる人が目の前にいるというのが、こんなにうれしいことなんだとはわかっていませんでした」


「芸能界に憧れていたので、やっとその世界に一歩踏み出せたんだなと思うとうれしかったです」


――ウォーカープラスには初登場となりますので、まずは自己紹介をお願いします。

公演でやっている自己紹介でもよろしいですか?

――もちろんです。

静岡県出身、ダンス日本一の人、望月清秀です。僕の全力を皆さんに見せられるように、努力して頑張っていきたいと思います。かっこいい名前、望月清秀を覚えて帰ってください。よろしくお願いします。

――こちらの自己紹介をいつもシアターでやられているんですね。

はい。シアターでやっています。僕のメンバーカラーは黄色なので、ペンライトを黄色にしてもらえたらうれしいです。また、僕のパフォーマンスを全力で見せることで、ファンの皆さんにも元気になってもらいたいですし、それが自分の元気にもなると思っています。自己紹介にも、そういう思いを込めています。

――自分で考えたのですか?

自分で考えました。

――悩みませんでしたか?

悩みました。けっこういろいろ考えまして、最後にかっこいいセリフを言うのが僕のキャラクターみたいなところがあったので、最後に思い出すのは僕のことだけにさせてみせるよ、というのを言わせていただいています。

――けっこうキザな感じですね。

そうです。本心ではあるんですけど。僕のことだけを見てくれ、という気持ちです。

――オーディションを勝ち上がって「Cloud ten」に加入した際の、率直な気持ちを教えてください。

芸能界に憧れていたので、やっとその世界に一歩踏み出せたんだなと思うとうれしかったです。同時に、合宿審査の時点で仲良かった子たちが、一人しか一緒に合格できなくて。最初はうまくやっていけるかなと、正直、とても不安がありました。けど、練習でめちゃくちゃ仲良くなって、今はもう全員と仲がよいです。

――メンバー同士はライバルでもありますよね。

ライバルなんですけど、潰し合うライバルというよりは、高め合うライバルです。

――ダンスがすごくうまいので、みんなからダンスを教えてと言われることもあったのではないですか?

そうですね。合宿中からも「ダンスを教えてよ」と言ってもらえる機会が多かったです。練習中にも、「ダンスがうまいので知っていました」と言っていただけたので、教えたりとか、逆に歌を教えてもらったりとか、高め合っています。

――これまでのダンス経験が、現在のアイドルとしてのパフォーマンスに活かされていると感じることはありますか?

そうですね。僕はアイドルが見せるダンスでは、技術だけでなく表現の仕方もすごく大事だと思っています。その点では、K-POPのカバーもしていたので、その経験がけっこう活きているなと思います。

――K-POPにも触れていたのですね。

養成所にも通っていたので、K-POPに触れる機会は多かったです。

――どのK-POPアーティストを完コピしていたのですか?

すごく幅広くて、TNXさんとか、ZEROBASEONEさんとか、ATEEZさんとか、本当に幅広くさせていただいていました。

――ダンスのジャンルでは、一番どんなものが好きですか?

R&Bというか、バレエほどのダンスではないんですけど、細かい動きで見せるような、芯のあるキレ、キレのあるダンスが個人的には好きです。

【写真】秋元康さんが総合プロデュースを手がけるシアターボーイズプロジェクト「Cloud ten」のメンバー・望月清秀さんに今の心境を聞いた


――アイドルのダンスとは違いがありますか?

違いますね。自分がアイドルをやるとなったときに、いろんなアーティストの方の映像を見ました。自分は歌いながら踊ることをしたことがなかったので、どのくらいファンの人によい印象をもってもらえるかと勉強したときに、踊り方が全然違うんだなと気づいて、そこからもっと意識できるようになりました。

――振り入れはもともと早いタイプでしたか?

けっこう早いです。しかも踊り方にも癖はそんなになくて、きれいに踊りたいタイプなので、完コピしたくなる人です。短時間できれいに踊るというのが特に得意です。

――ご自身のダンスの特徴は何ですか?

身長が低い分、普通の人より大きく見せようとしていて、小さいのに大きく見えるというのが僕の特徴です。けれど、形はきれいにしていて、そこはけっこう定評があります。

――実際にシアターでパフォーマンスをして、アイドルになったと一番実感した瞬間はありますか?

まず、応援してくれる人がついたというのが一番大きいです。予想できそうな答えだと思うんですけど、自分を応援してくれる人が目の前にいるというのが、こんなにうれしいことなんだとはわかっていませんでした。

ダンスをやっていたときも、見に来てくれる人や応援してくれる人はいたんですけど、歌いながらやるし、30人もいるので。外を見てもいろんなアイドルの方がいる中で、友達とかの括りではなく、推しとして見てくれる人がいると、本当にすごい力がもらえます。

「みんなから見て、あいつはトップだねと思われるパフォーマンスを意識しています」


――ご自身の推し以外のメンバーを見ているお客さんについては、どう感じますか?

自分の推し以外でも、ほかのメンバーを見て笑顔になっている人を見るだけで、ありがとうございますとちょっと思ってしまいますね。意外と僕は謙虚です(笑)。

――ファンを取りに行こうとは思わないのですか?

取りに行こうとは思わなくて、僕はどっちかというと、圧倒的トップになりたいという個人の目標があります。そのために自分を推してくれる人を満足させるのはもちろんなんですけど、全員に認められたいみたいなところがあります。誰かにこうというよりかは、みんなから見て、あいつはトップだねと思われるパフォーマンスを意識しています。

――「Cloud ten」には、実際にセンターというポジションはあるのですか?

秋元先生からちゃんと、センターだよと言われているのかと言われたら、わからないです。センターは概念的に存在しないんですけど、みんなの中ではセンターというものは存在します。

――自分はセンターという立ち位置にいると思って、パフォーマンスしているということですね。

そうです。センターです。

――シアターではお客さんとの距離が近いですが、パフォーマンスで意識していることを教えてください。

まず一曲目から、お客さんはどのくらいいるのかなということを意識しています。数によって変わることはないんですけど、テンション感が違う日がやっぱりあります。MCをするときに、同じ内容でも今日は笑ってくれる方が多い、今日はけっこう静かに見たい方が多いんだな、ということがわかります。

そういうのが一曲目でだいたい感覚的にわかるので、そのときに、今日はこういう感じだなと把握できるようにしながらパフォーマンスしています。

――歌って踊りながら、そこまで見ているのですか?

一応、はい。パフォーマンスもずっと同じものをしていたら飽きてしまうと思うので、所々で振り付けを変えています。

こういうことをしたほうが盛り上がってくれそうだな、この雰囲気ならこれをやったら沸いてくれそうだな、ということをけっこう考えています。あとは、ちゃんとみんなと目を合わせることも意識しています。客席との距離が近い分、表情や迫力も伝わりやすいと思うので、一番後ろの席にいる方まで意識してパフォーマンスするようにしています。

「ちゃんとみんなと目を合わせることも意識しています」


――振り付けに加えている沸きポイントは、どのようなものですか?

元々の振りでは、ただ拳を横に振るだけのポーズなんですけど、僕しか見せる場所がないので、格好つけるという感じです。人差し指で投げキスふうにやるのが、ここではかっこいいんじゃないかなと思っています。沸きポイントを作ってみよう、と意識しています。

――センターに立つことが多い中で、客席全体をどう意識していますか?

公演は最初から最後まで16曲あるんですけど、真ん中にずっといるからといって、そこだけに集中して、そこにいる人だけが楽しいとなると、ほかの人が置いてけぼりになってしまうのがもったいないです。僕は立ち位置的には真ん中で踊ることが多いんですけど、横の人をしっかり意識しながら、楽しませられるようにしています。全員に視線を持っていきます。僕のことだけを見てほしいという気持ちです。二階席、三階席の方も、僕は見続けます。

――「Cloud ten」の公演では3チームに分かれてますが、望月清秀さんのチームの特徴を教えてください。

僕がいるチームは特にパッションが強いです。僕たちは、けっこうダンスのレベルに差があります。経験していた人と全くしていない人が混ざっているんですけど、パッションが強いので、絶対に食らいつくぞという思いがあります。ダンスをそろえることをしながらも、個々の個性を活かそうということを目標にしているチームです。心にくるものが多分あると思います。

――望月清秀さんは今のチームでよかったと思っていますか?

めちゃくちゃ思っています。MCがうまい子もいるし、歌がうまい子もいるので、みんなで高め合えます。

――今のチームでの望月清秀さんのポジションや役割は何ですか?

パフォーマンスやダンスも、一度は清秀を通そう、みたいな感じにはしてくれています。

あまり表に出すのは得意じゃないんですけど、自分で言うのもあれですが、裏では周りのことに気を配れているかなと思います。

学生時代は生徒会長や、サークルなど200人規模のところでリーダーをしていた経験があるので、人を見るというか、観察するのは得意かなと思います。

――まとめ役、リーダー的な存在なのですね。

みんなこうしようぜと言いすぎるというよりかは、背中でついて来い、みたいな感じです。今のチームのメンバーにも、清秀は背中でついて来いというのが伝わってくると言ってもらいました。

――実はあまりメンバーとはしゃべらないんですか?

しゃべるんですけど、切り替えはしたくて。パフォーマンスはこうしたいから頑張ろうぜ、ということを自分がまず先頭に立って見せることで、みんなもパフォーマンスを上げていこうとなると思うので、そういう点で背中でついて来い、です。

秋元康さん総合プロデュースのシアターボーイズプロジェクト「Cloud ten」で圧倒的なパフォーマンスを誇る望月清秀さん


――楽屋とステージ上では印象が違いますか?

楽屋では本当に、ふざけているように見えるかもしれませんが、ステージ上では背中で語ります。どちらも本音の僕ではあります。

――30人のメンバーの中で、ここだけはほかのメンバーに負けないというところを教えてください。

パフォーマンスです。顔もです。全部です(笑)。

これ、けっこう冗談抜きで、みんなのいいところをリスペクトしています。この子は歌がすごくうまい、この子はビジュアルがいい、性格がいい、ダンスがうまいと、それぞれに強みがあると思います。でも僕個人としては、総合的には自分が一番だと思うようにしています。それが自信にもなりますし、実際にそう思っています。

パフォーマンスでは、圧倒的トップだと思って活動しています。

――国民的グループになりたいと話されていますが、望月清秀さんが目指す国民的アイドルとはどのような存在ですか?

具体的に出すと、山田涼介さんです。オーラがすごいじゃないですか。アイドル界でもトップで、モデルもトップ、俳優もトップ。いろんなところで、一人でドームを埋められてしまうほど完璧です。僕がロールモデルを挙げるなら、目指すべきは山田さんだなと思っています。

国民的アイドルの考えとしては、今はファンの皆さんの数がなんとなく認識できるぐらいの規模感ですけど、ドームに立つとなってくると、本当に多すぎてわからないぐらいになることが国民的アイドルだと思っています。

名前は聞いたことがあるぞ、「Cloud ten」みたいな。そういえば人気なメンバーの望月清秀くんはよくテレビに出ているよね、広告で見たことがある、「Cloud ten」か、となるぐらいが国民的アイドルなのかなと思っています。かなり大変な目標なんですけど、そこを目指したいです。

「ほかのメンバーを見て笑顔になっている人を見るだけで、ありがとうございますとちょっと思ってしまいますね」


「体調管理の重要さをあらためて感じて、手洗いうがいと、乳製品のドリンクを毎日飲むようにしています」


――アイドル以外にも、俳優やモデルの仕事をしたいと思っていますか?

したいです。やれることは何でもしたいです。まずはしっかりとデビューして、アイドルとしてトップになりたいです。

そのうえで俳優、モデルなど、小柄だけどパフォーマンスやビジュアルなどで出せるものを、普通の人とはちょっと違ったものとして生み出せると思っています。身長が高い人ばかりがモデルではないと思うので。

――趣味だという、美容やコンディション管理についても伺います。毎日欠かさないことはありますか?

美容では、まずしっかりと工程を踏むことです。化粧水の前に塗るものを使って、パックみたいなものをやって、化粧水をやって、というようにけっこう工程を踏みます。

最近は美顔器も手に入れました。ビビビビッというのをやるようになって、とても効果を感じています。先ほどもメイクしていただきながら、首に当てるというのを教えていただいて、首がきれいになるよと言われたので、こうなりながらやっていました。

あとは、ビタミンCやサプリメントを取るようになりました。水をしっかり毎日2リットル以上飲みます。ボーカルの先生に、歌を歌う人は2リットル飲まないとだめだよと言われたので、飲むようにしました。

――体調管理についても徹底しているそうですね。

一番怖かったのが、体調を崩して声が出ないことがあったときです。公演が2日連続なので、もうすぐ来てしまうという状況になったときに、パフォーマンスをしっかり見せたいので、それが見せられないというのがとても怖かったです。

体調管理の大切さをあらためて感じて、手洗いうがいに加え、乳製品のドリンクを毎晩1本飲むようにしています。

――食生活では意識していることはありますか?

日中はご飯をしっかり食べています。太りたくなくて、今の体重をキープしたいので、夜はあまり食べ過ぎないようにしていて、卵かけご飯で済ませることが多いです。

みんなとご飯に行くときはいっぱい食べちゃいます。ただ、そこまで食事に気を使っているわけではないんですけど、好きだったファストフードは食べなくなりました。公演前だから我慢しようという感じです。

――サウナにも行くそうですね。

サウナにはみんなで行ったりします。あまり美容と関係があるのかはわからないんですけど、絶対にシュッとします。なので公演前は毎日行くようにしています。昨日も行きました。

練習終わりにサウナに入って、シュッとしてから家に帰るようにしています。これは本当にルーティンです。

「やれることは何でもしたいです。まずはしっかりとデビューして、アイドルとしてトップになりたいです」

――忙しい中で、できなくなってしまうことはありますか?

洗濯ができないです。ほかだと、シェアハウスに行くことが多いです。一人でいると寂しくなってしまうタイプなので、メンバー4人がいるところに遊びに行って、そこで1日を過ごします。

そのときにパックを忘れてしまったり、自分の使っている美容液を忘れたりすることがあります。違う美容液だと肌荒れすると怖いなという気持ちはあります。でも何もしないよりはいいので貸してもらいます。

――特に欠かせないアイテムはありますか?

一番はヘアオイルです。紫色の、すごくいい匂いがするものがあるんですけど、キャップを外して出すやつです。あまり見かけないんです。

あれはすごくいい匂いで、ないと生きていけないぐらいです。どんなに疲れていても欠かさずに使っています。

――望月清秀さん個人としての今後の目標を教えてください。

デビューというのが、「Cloud ten」としてまだしていなくて。シアターデビューはしたんですけど、まずデビューしたいという思いがあります。

その中で、僕はトップに立ちたいという思いがあります。僕の中で、チームでパフォーマンスするとき、センターにいたらチーム自体パフォーマンスがよくなると思っています。自分よがりなトップではなくて、仲間を引っ張れる存在だと思うので、そこが売りです。そういう存在になりたいです。

あとは、国民的アイドルの中心人物になって東京ドームに立ちたいです。そこまで、その先も走り続けられるようなアイドルになりたいと思っています。

常に中心で、謙虚な中心でありたいです(笑)。オラオラというよりかは、おれが見せるからついてきてくれ。その代わり、ついてきたらみんなも絶対によくなるから、という思いで引っ張っていきたいです。

――ほかに言い残したこと、言っておきたいことはありますか?

「Cloud ten」全体を愛してほしいです。でも、公演中は僕だけ見といてね、という気持ちです。

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

いつも応援していただいて、ファンの皆さんに本気で感動していますし、感謝しています。僕にとって、応援してくれる人が目に見えるというのは本当に普通のことではなくて、ふとしたときに本当に思い出すんです。

僕は月を見るのが好きで、名前の「望月」にも“月”が入っているので、よくファンの皆さんに「今日は月を見て、おれのことを思い出してね」と言うんです。最近は曇りであまり月が見えないんですけど、それでも月を探しながらファンの皆さんのことを思い出しています。

そのくらい、ファンのみんなが大好きです。月を見て、僕のことを思い出してください。僕もみんなを思い出します。

取材・文=Saaya 撮影・構成=野木原晃一

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