新人「お先に失礼します」→先輩「おい、待て!お前新人だろ」令和直前の職場でまかり通っていたブラックすぎる洗礼

東京ウォーカー(全国版)

先輩から「新人は最後に帰れ」と言われるぷく子(@pukukoOL)

就業時間を過ぎた夜7時過ぎ、「お先に失礼します」と帰宅しようとした新入社員が先輩に引き留められる漫画『新人のルール』。現在はWebデザイナーとして活躍するぷく子さん(@pukukoOL)が描く、古い体質の会社に存在した理不尽なエピソードを紹介するとともに、当時の状況について話を聞いた。

【今回の漫画】『新人のルール』を読む


令和直前の理不尽なルール

その日の業務を終え、帰宅しようとしたら…ぷく子(@pukukoOL)

新人のルール_P02ぷく子(@pukukoOL)

現代では絶対アウトな発言だ…ぷく子(@pukukoOL)

新人のルール_P04ぷく子(@pukukoOL)


「おい、ちょっと待て」と新人を呼び止めた先輩社員は、「お前新人だろ」と怒りだしたという。その驚きの言い分は「新人は一番最後に帰らなければならない」という謎のルールであった。

本作の舞台についてぷく子さんは、「びっくりされると思うが、令和になる直前の話である。古い体質の会社だったこともあり、少し前まで普通にまかり通っていたルールだ。今どうなっているかはわからないが」と語る。彼女は現在の仕事に就くまでさまざまな会社でいろいろな職種を経験しており、当時でも驚くようなエピソードは日常茶飯事だったという。

また、作中には「新人は朝早く出社しなければならない」というルールも登場する。これは決して暗黙の了解ではなく、表立って皆の前で「もっと早く出勤しなさい」と所長から怒られている社員もいたそうだ。

残業強要と違法性の境界線


ひと昔前は確かに新人が誰よりも早く出社し、先輩より先に帰りづらい風潮があった。もちろん早出したところで時間外手当はつかない。昭和ではなく令和直前の平成の時代まで、そういう風習は残っていたのである。

このような早出や残業の強要がパワハラに当たるかというと、必ずしもそうではない。業務上必要かつ合理的な範囲であれば、上司が命じること自体はコンプライアンス違反にはならない。ただし、時間外手当(通常の1.25倍)が支払われることが条件であり、無給で命じれば違法行為となる。

ぷく子さんのブログ「ぷく子OLとイッヌの日常」では、このほかにもオフィスのあるあるエピソードが多数紹介されている。共感できて笑える漫画が多いので、時間があるときにのぞいてみてはいかがだろうか。

【今回の漫画】『新人のルール』を読む

画像提供:ぷく子(@pukukoOL)

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