ホンダモビリティランド株式会社が運営するモビリティリゾートもてぎが、スポーツ界におけるサステナビリティの取り組みを称える国際的なアワード「Sport Positive Awards 2026」の「Biodiversity Project」部門において最優秀賞を受賞した。
Sport Positive Awardsは、スポーツの力を活用し、気候変動や生物多様性危機、環境・気候正義といった地球規模の課題に取り組む世界のスポーツ団体、競技施設、リーグ、大会主催者、個人を表彰する国際的なアワード。
モビリティリゾートもてぎがエントリーした「Biodiversity Project」部門は、陸域および海洋における自然環境や生物多様性の保全に貢献するスポーツ団体を称え、地域または世界の自然環境にポジティブな影響を与える優れた生物多様性プロジェクトを評価するカテゴリー。
モビリティリゾートもてぎ内の「ハローウッズ」を中心とした自然共生の取り組みや、年間を通じた環境教育活動に加えて、国際的なモータースポーツイベントを通じて里山保全の価値を継続的に発信する活動が評価され、今回の受賞にいたった。
「Sport Positive Awards 2026」とは
Sport Positive Awardsは、国際的なスポーツにおけるサステナビリティとレジリエンスの推進を目的としたSport Positiveプラットフォームの一環として実施。同プラットフォームでは、サミット、レポート、コミュニティ活動、メディア発信などを通じて、スポーツ界における持続可能な取り組みの加速を目指している。
同アワードは、気候変動対策、生物多様性の保全、社会的公平性、環境・気候正義といった分野において、測定可能な成果を生み出している団体・個人の取り組みを称え、その価値を広く発信することを目的としている。
象徴的なサステナビリティアクション
森から生まれた資源を選手へ、「循環」を形にしたプロジェクト
モビリティリゾートもてぎは、2026年10月2日から10月4日まで、「2026 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL 日本グランプリ」を開催。同大会では「循環」をテーマに、森林保全活動を起点とした資源活用や地域連携、次世代育成など、自然環境・地域社会・未来世代へ価値をつなぐサステナビリティの取り組みを実施した。
循環トロフィープロジェクト
象徴となる新たなトロフィーは、モビリティリゾートもてぎ「ハローウッズ」の森林保全活動で生まれた間伐材を活用。この活動を通じて得られた資源をモータースポーツの舞台へとつなぎ、自然資源の循環と生物多様性保全を体現する取り組みだ。
子どもたちと作るトロフィー
9月12日に地域の小学生が参加したワークショップでは、ハローウッズの森での体験をもとにIdemitsu Moto4 Asia Cupカテゴリーのトロフィーを制作。森の資源と子どもたちの創造力を結び付け、次世代育成とモータースポーツへの興味・関心の醸成につなげた。
MotoGPライダーによる森林保全活動
10月1日に実施したサステナビリティイベントでは、森林再生に向けた萌芽更新(ほうがこうしん)の一環として、ライダーが間伐作業を体験。この活動で生まれた木材は来年のMotoGP日本グランプリトロフィーの素材として活用される予定で、森林保全から表彰台へとつながる「Circularity(循環)」を実践する取り組みとなった。
なお、今回の受賞を受けて、ホンダモビリティランド株式会社・常務執行役員の古田辰史さんは次のようにコメントしている。
「このたび、Sport Positive Awards 2026 生物多様性部門において最優秀賞を受賞できたことを大変光栄に思います。この受賞は、モビリティリゾートもてぎが長年取り組んできた里山保全活動が国際的に評価されたものと受け止めています。今後も持続可能なモータースポーツと地域社会への貢献に取り組んでまいります」
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