現地時間2026年10月10日にアメリカ・ニューヨークで開催された「ニューヨーク・コミコン2026」にて、『NARUTO-ナルト-』のスペシャルステージ「NARUTO:What's Next?」が実施された。主人公・うずまきナルト役の竹内順子さん、うちはサスケ役の杉山紀彰さん、スタジオぴえろ・PIERROT FILMSのエグゼクティブプロデューサー・富永禎彦さんらが登壇し、約3000人の観客に向けて『NARUTO-ナルト-』の新展開を一挙発表。桐山光侍さん原作『NINKU-忍空-』との完全新作アニメコラボや、中長期的な新展開を描く大型プロジェクト「PROJECT RASENGAN(プロジェクト ラセンガン)」始動、そして岸本斉史さんによる新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』執筆のサプライズまで、新情報が続々と明かされた。
伝説の2作品が邂逅!完全新作アニメ『NARUTO-ナルト-×NINKU-忍空-』
ステージ最大の目玉となったのが、『NARUTO-ナルト-』と『NINKU-忍空-』のクロスオーバー企画。完全新作アニメ『NARUTO-ナルト-×NINKU-忍空-』のタイトルが発表され、世界初公開となるティザートレーラーとコラボビジュアルが解禁された。
『NARUTO-ナルト-』の原作者・岸本斉史さんが「『忍空』がなければ『NARUTO』は存在していません」と語るほど影響を受けたのが、桐山光侍さんによる1990年代の名作『NINKU-忍空-』。本作は両原作者による全話監修のもと、両作品の世界が交差する完全新作ストーリーとして、全4話で描かれる。制作にはTVアニメ『NINKU-忍空-』・『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』で監督を務めた阿部記之さん、TVアニメ『NINKU-忍空-』・『NARUTO-ナルト-』シリーズでキャラクターデザイン・総作画監督を担った西尾鉄也さんが参加する。
ステージでは西尾さんの手がける制作途中の原画カットも公開され、キャラクターの動きや服のなびきまでていねいに描き込まれた作画が披露された。竹内さんは「『NINKU-忍空-』とのコラボを皆さんに発表できることを本当にうれしく思います!」、杉山さんは「岸本先生がずっとやりたくてようやく実現した、“夢の作品”といっても過言ではないと思います」と、少年時代の第七班と忍空メンバーの共演に喜びを語った。
物語は、第七班のナルト、サスケ、サクラがカカシからとある任務を任されるところから始まる。別件があるというカカシに代わって隊長代理に任命されたナルトは意気揚々と任務に臨むが、道中で3人は別世界へと迷い込み、カエルのような顔をした少年・風助と出会う——という完全新作ストーリーだ。
ティザートレーラーは2026年10月11日の公開から数日で約213万回再生を記録(2026年10月15日時点)するなど、発表直後から世界中のファンの反響を呼んでいる。
『NARUTO』『BORUTO』の未来を描く大型プロジェクト「PROJECT RASENGAN」始動
熱狂冷めやらぬなか続いて発表されたのが、『NARUTO-ナルト-』『BORUTO-ボルト-』の中長期的な展開を描く大型グローバルプロジェクト「PROJECT RASENGAN(プロジェクト ラセンガン)」。
会場のスクリーンには、プロジェクトを象徴するキービジュアルがお披露目された。描き下ろしのナルトが螺旋丸を繰り出す姿を中心に、背景にはマンガ・アニメ・ゲームそれぞれのナルトの姿が配された構成となっている。あわせて、今後の展開(2027年~2029年)を示すロードマップも初公開され、今回解禁された新作アニメ・カードゲーム・モバイルゲーム・新作漫画に加え、未発表情報の枠が複数残されていることも明かされた。
ロードマップを前にした竹内さんは「フルスロットルでずっと動いていきますよ〜!」、杉山さんは「パネルの裏に何が隠されているのか、僕も本当に楽しみです!」とコメント。『NARUTO-ナルト-』シリーズのさらなる広がりと、未発表情報の続報への期待が高まる発表となった。
『NARUTOカードゲーム』2027年6月に全世界同時発売!先行体験会や100万部配布キャンペーンも
ゲーム領域で口火を切るのが、BANDAI CARD GAMESが手がけるトレーディングカードゲーム『NARUTOカードゲーム』。スタジオぴえろ描き下ろしによるスペシャルアニメトレーラーや一部カードイラストが世界初公開され、2027年6月に全世界同時発売されることが明かされた。
本作は、戦いの中心となるリーダーを選び、そのリーダーとともに戦う忍たちを組み合わせて戦うTCG。『NARUTO-ナルト-』ならではの忍同士の戦いをイメージした“裏の読み合い”や“忍術を駆使した駆け引き”、奥深い戦略性が特徴となる。
あわせて発表されたのは、ナルト・サスケ・我愛羅をモチーフにした3種類のスターターデッキ、第一弾ブースターパック「参上!うずまきナルト」、2027年初頭から順次開催される先行体験会、先行販売商品「NARUTOカードゲーム オフィシャルプレイマット -ナルト vs サスケ-」および「NARUTOカードゲーム プレミアムカードコレクション vol.00 -チャクラセット-」、そして春に実施予定のデモデッキを全世界で計100万部配布するキャンペーンなど。
竹内さんは「トレーディングカードゲームをプレイしたことはなかったですが、これは遊びたい!サクラちゃんはかわいいし、サスケも怖いけどかっこいい!」、杉山さんは「どのキャラクターも本当にかっこいいですね!僕も遊びたい!」とそれぞれに期待を寄せた。詳細は後日、公式サイトおよび公式SNSで順次発表予定。
『火影忍者 MOBILE』全世界配信決定!歴代シリーズの忍が集結する対戦アクション
カードゲームに続いて発表されたのが、スマートフォン向け対戦アクションゲーム『火影忍者 MOBILE』の全世界配信決定。2016年に中国内地で配信を開始し、現在も高い人気を誇るタイトルで、歴代シリーズから数多くの忍が集結する対戦バトルが楽しめる。世界初公開となるティザーPVもあわせて披露された。
本作でキャラクターボイスを担当し、海外でのイベント出演経験もある竹内さんと杉山さんは、「どの国のファンも熱量が高くてうれしいです。特にニューヨーク・コミコンは、本当に熱い方々が多いですよね!」(竹内さん)、「沢山のファンが応援してくれていますが、アメリカの皆さんのエネルギーもいつもビシビシ感じています!」(杉山さん)とコメントし、全世界のファンへ配信を楽しみに待つよう呼びかけた。配信時期は未定で、対応言語や配信地域は国・地域によって異なる。
『NARUTO-ナルト』新作漫画もサプライズ発表!続報は12月のジャンプフェスタで
イベント終盤には、ハリウッド実写映画『NARUTO-ナルト-』のデスティン・ダニエル・クレットン監督からのメッセージも代読され、「岸本先生が生み出した世界、人と人とのつながり、そしてキャラクターたちが歩んできた道のり。その一つひとつに心を配りながら、『NARUTO-ナルト-』をこれほど特別な作品にしているものを、しっかりと映画の中に息づかせたいと思っています」と、制作への思いが明かされた。
さらに、10月10日のナルトの誕生日を祝うスペシャル企画として、会場に配布された特製ナルトサンバイザーを装着した約3000人のファンが、シークレットゲストとして登場した着ぐるみナルトに向けて“多重影分身の術”で「Happy Birthday!!!」とメッセージを届けるフォトセッションも実施された。
そしてラストに訪れたのが、本イベント最大のサプライズ。スクリーンにスーパーティザーPVが映し出され、漫画のネームが登場。木ノ葉隠れの里を見守る6人の歴代火影の顔岩に加え、七人目の顔岩が建設中である様子が描かれ、次のシーンでは「岸本斉史が描く『NARUTO-ナルト-』新作漫画」の文字が映し出された。続く映像では、火影の笠を掲げるナルト、満面の笑みを浮かべるカカシ、凛々しくたたずむサスケ、赤子をいとおしそうに見つめるサクラと、かつての第七班の4人が次々と登場。ラストにはナルトとサスケが激突する様子も描かれ、新作漫画のタイトルが『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』であることが明かされた。
今回解禁された「PROJECT RASENGAN」の続報は、2026年12月19日(土)・20日(日)に幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ2027」でお届け予定。『NARUTO-ナルト-』シリーズの今後の展開に注目したい。
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