「雑魚ザコざっこぉ!」と連呼してくる年下の上司。罵倒しまくりかと思いきや、そもそも上司は“雑魚”以外の言葉を喋れなくて――!?型破りな設定で描かれる短編ラブコメ漫画「雑魚上司」に、X(旧Twitter)上で1万件を超える「いいね」とともに、「雑魚しか喋れなくて笑った」「これは高度すぎる」「何を読まされたんだ…」と笑いと困惑の声が集まっている。
作者は、『専門学校JK』や『人見知り専門家庭教師 坂もっちゃん』などの商業作品や、自身のX(旧Twitter)上に投稿する絵日記漫画で知られる漫画家のぬこー様ちゃん(
@nukosama
)さん。反響を受け、作者のぬこー様ちゃんさんに、本作の舞台裏について話を訊いた。
「需要がわからない」とボツになった漫画、実は20ページ分の構想も
ぬこー様ちゃんさんが3月に公開した漫画「雑魚上司」は、年下の女性上司が「ザコ」「雑魚」といった言葉しか話せないという異色の設定が特徴である。入社3年目にして部長に就任した超エリートの彼女は、残業中の男性部下に「ザコ」と繰り返すばかり。しかし、実はその言動には好意が隠されており、素直になれない上司の姿と意外なギャップが読者の心を掴んだ。
本作は、はじめは商業企画として提案したものの、ボツになった漫画だという。当時の編集者からは「シンプルに需要がわからない」と告げられたそうで、ぬこー様ちゃんさんも公開後の反響については「フォロワーはがんがん減りました!!」と振り返る。一方、SNSでは型破りな設定にツッコミが寄せられるとともに、上司の不器用な好意に魅了された読者からも反響が集まった。
アイデアが生まれた経緯については、「どうやって発想したのかはあんまり覚えてません」と語るぬこー様ちゃんさん。しかし、作品には読み切りの枠を超えた構想があったようで、「ペン入れしたのはこれだけですけど、実はこの漫画20ページくらいストックあります」と明かしている。さらに、企画が通っていた場合の展開については、「企画が通っていたならリアル7割・不思議3割くらいの感じで続いていたと思います」と説明。独特な世界観の裏には、続編を見据えた構想もあったようだ。
取材協力:ぬこー様ちゃん(@nukosama)
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