「てか生きてないから偉くないし」「(「生きてるだけで偉い」の逆を言われた)」…。
コマごとに連続する展開を見せるのが漫画の基本だが、たった1コマで完結する1コマ漫画は、瞬間的な笑いやどんなオチかを考察したくなるようなものまで、情報量が少ないからこそ奥深いもの。X(旧Twitter)でオリジナル作品を発表するあくまでクマ
(@akmd_kuma)
さんも、そうした1コマ漫画を数多く発表している。
読者からは「騙し絵か」「発想が天才的過ぎる」と反響を集めるあくまでクマさんの作品。ウォーカープラスでは、1コマ漫画を描くようになったきっかけや4コマとの違いについて話を訊いた。
時間がとれなくて始まった1コマ漫画、それでも表現は妥協しない!
「生きているだけで偉い」と全肯定で生きるギャルが、オバケに向かって「てか生きていないから偉くないし」と持論を放つ。困惑するオバケに、思わず同情してしまう今作「オバケに厳しいギャルは」は、シュールな世界観を描く1コマ漫画作品だ。
以前は4コマ漫画を中心に描いていた作者のあくまでクマさんは、「今のところは『1コマ漫画で表現できそうだな』と思ったら1コマ漫画にしていますね」と話す。そして「仕事の合間に4コマ漫画を描き上げようとしたのですが時間がとれなくて、仕方なく1コマ漫画で描くことが続いていたのが元々のきっかけです。この機会に1コマ漫画の表現をさらに磨いてみるのもいいかなと思って続けてみることにしました」と、創作の裏側を語る。
1コマ漫画はセリフの有無で使い分けているという。「セリフありのものは『4コマ漫画をさらにショートにした漫画』という気持ちで、セリフなしのものについては4コマとは異なりどちらかといえば『大喜利』のつもりで作っています」と話す。大きな違いは「絵のなかに時間の流れがあるかという点」にあるそうだ。また、「1コマ漫画に入れられるセリフは今のところ2つまでにしています。それ以上だと詰め込みすぎてしまいますので」と、あくまでクマさんはこだわりを語った。
そのほか、DVDプレイヤーの画面に流れる映像を見て、「このマークがどこで動いていたらおもしろいだろう」と着想を得た「虫かごの中に入れられた DVDマーク」も人気作品だ。思ったより反響があり、「動くDVDマークを知らない若い方もいたようで、ちょっとしたジェネレーションギャップを感じました」とも話してくれた。
取材協力:あくまでクマ(@akmd_kuma)
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