「私だって消えたい」少女に「呪いの身代わり」宣告→一転、ハッピーエンドに胸が熱い

東京ウォーカー(全国版)

優しかった幽霊の教師の様子が一変!「身代わり」とは?

学校の勉強が苦手な主人公・荒木ユリは、クラスメイトの冷ややかな視線と心ない言葉に「私だって消えたい…」と追い詰められていた。そんなある日、校庭で出会ったのは自らを「幽霊」と名乗る1人の教師だった。

「take over」第1話_P001鳩ヶ森(@hatogamori)

「take over」第1話_P002鳩ヶ森(@hatogamori)

「take over」第1話_P003鳩ヶ森(@hatogamori)

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インパクト抜群の幽霊がクセになる?


全4話で完結するショートホラー漫画『take over』。第1話の配信時には、異様なインパクトを放つ幽霊のビジュアルに度肝を抜かれる読者が続出した。しかし物語が進むにつれ、「だんだん優しく見えてきた」「意外と表情豊かでクセになる」と評価はうなぎ上りとなった。

作者の鳩ヶ森(@hatogamori)さんは「白昼堂々現れる幽霊という設定だったので、生者とは違う存在に見えるようあの顔にしました」と語る。無表情なキャラクターで喜怒哀楽を表現する試みに加え、「手間をかけず簡単に描けるようにして時短を図りたかった」という本音も明かした。

バッドエンドから一転ハッピーエンドへ


ほのぼのとした日常から一転、最終話では怒涛の展開を迎える。「やっと呪いを引き継いでくれる身代わりができた」という幽霊の言葉に、読者は大きな衝撃を受ける。実は当初、ホラー作品として後味の悪いバッドエンドを想定していたという。しかしコメント欄で幽霊教師への好感度が予想以上に高まったため、急遽ハッピーエンドへと舵を切った。

厳しい時代を生き抜く若者へのエールとミステリー作への挑戦


結末を変更したことで、若い世代へ「厳しい時代だが、自分らしく楽しく生き延びてほしい」というメッセージを込めることができたと鳩ヶ森さんは振り返る。不穏な立ち上がりを見せる第4話だが、読者からは「胸に込み上げるものがあった」と絶賛の声が寄せられた。

なお、鳩ヶ森さんは初のミステリー漫画『仮門(かりもん) 消えた少女―10年目の真実』(全195ページ)も電子書籍でリリースしている。10年前の幼女失踪事件を巡る鮮やかな伏線回収が見どころの本格派作品であり、本作と合わせて注目したい。

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