体操競技の第一線で活躍する岡慎之助選手。華麗な演技で注目を集める一方、プライベートではサーフィンやファッションを楽しむなど、アクティブな一面を持っている。
そんな岡選手が、スイスの独立系機械式時計ブランド「NORQAIN(ノルケイン)」が手掛ける、「挑戦」をテーマにしたスペシャルムービーに登場。2018年に誕生した同ブランドは、独立系ならではの自由な発想を大切にしながら、あらゆることに挑戦する姿勢を発信している。また、NORQAINでは、ブランドアンバサダーを「NORQAINER(ノルケイナー)」と呼んでおり、岡選手もその一人。「挑戦」という同ブランドの哲学を、競技に向き合う自身の姿を通して表現している。
スペシャルムービーの放送に伴い、岡選手へのインタビューも行われた。体操のことはもちろん、試合前や休日の過ごし方、ファッション、そして日々大切にしていることまで、競技映像だけではなかなか見えない素顔をのぞいてみよう。
「大舞台は楽しい」。岡慎之助の強み
インタビューでまず口にしたのが、体操選手としての自身の強み。岡選手は、「体がすごく柔らかいので、柔軟性を活かしたしなやかな演技ができ、きれいにこなせるのが強みです」と答える。
では、大きな大会に挑むときはどんな気持ちなのだろうか。これには、「大舞台に挑むときはすごく楽しみです。なかでも、オリンピックは『こんなに楽しい場所なんだ』と感じました。6種目行ったあとも、『もう一回6種目やりたい』と思うくらい、誰よりも楽しめていたと思います」と岡選手。
大きな舞台だからこそ感じられる緊張感も含めて、競技そのものを楽しむ。岡選手の言葉からは、体操が好きだからこそ生まれる前向きな姿勢が伝わってくる。
鶏むね肉とブロッコリーで食事を管理
「トップアスリート」と聞くと、厳しいトレーニングや食事管理をイメージする人も多いはず。岡選手は、試合前に欠かさないルーティンとして、「必ずサウナに入りますね。試合会場でも毎日サウナに入ります」と語る。
そして、もう一つ欠かせないのが食事。以前はゲン担ぎとしてうどんを食べていたそうだが、「タンパク質が足りていないと思い、鶏むね肉に変えました。蒸してブロッコリーと一緒に食べます」と教えてくれた。
競技のためにストイックな生活を送っているように見えるが、岡選手自身は「オフも体操の一環」と考えているのだとか。
「オフの日も、『体操にどうつなげるか』を考えていて、日々のケアだったり食事面だったり、試合で結果を出すために過ごしていますね。体操への愛が強いです」
「サーフィンの大会に出てみたい」
そんな岡選手の意外な休日の過ごし方が、サーフィンだ。「いつかサーフィンの大会に出てみたいです(笑)」と話すほど、熱心に取り組んでいる様子。
体操とサーフィンは全く違うスポーツのようにも思えるが、岡選手にとっては、“体の使い方”という点で共通する部分があるそうだ。
「サーフィンは肩のリハビリにもなるし、体操の動きと一致する瞬間があります。特に、板に乗るところが着地の瞬間に似ていますね。着地するときは股関節を意識しますが、板に乗るときも『連動している』と考えてやってみたらできました」
そもそもサーフィンは、トレーナーからの勧めがきっかけだったという。体操競技は基本的に室内で行われるため、日光に当たる機会が少なかったのだとか。今では「サーフィンの大会に出てみたい」という目標まで飛び出すあたり、岡選手の好奇心の強さが感じられる。
ファッションは「デニムにシャツ、そして時計」
「ファッションが好きです」と語る岡選手の普段のスタイルは、デニムにシャツ、そして時計が定番。そのスタイルに合わせて愛用しているのが、NORQAINの時計だ。
「自分のファッションに合うデザインのものを選んだので、オフの日でもNORQAINの時計を身に着けることで、コーディネートがよりいっそう締まります」
時計は、岡選手にとって、単に時間を確認するためのアイテムではない。「時計を着けられる休みの日が楽しみになる、すごくワクワクするものだと思っているので、時計の写真もたくさん撮っています。それくらい、僕にとって大きい存在です。オフの日は時計をフル活用して、一緒に旅をしています」と話す。
なんと、海にもNORQAINの時計を着けて入ったことがあるという。競技中は体一つで勝負するアスリートだからこそ、オフの日にはファッションを満喫し、自分らしさを表現する。そんなギャップも、岡選手の魅力だ。
岡慎之助にとって「挑戦」とは?
今回登場したスペシャルムービーのテーマとなっている「挑戦」。岡選手自身は、挑戦することについてどのように考えているのだろうか。アスリートを目指す子どもたちへのメッセージを求められた岡選手は、「挑戦することを怖がらずにやってほしいです。挑戦しないと成功はありません」と答えた。
さらに、「行動しなければ成功しないと思うので、僕はそれを体現できたと思っています。小さいことでも、積み重ねてきたものがあると信じています」と続ける。
大きな大会で結果を残すことだけが「挑戦」ではない。新しいことを始める、昨日できなかったことにもう一度取り組む、日々の小さなことを積み重ねる。その大切さが岡選手の競技の姿勢からも伝わってくる。
「場外ホームランを打つような選手に」
インタビュー時には、「第20回アジア競技大会」(2026年9月)と「第54回世界体操競技選手権大会」(2026年10月)という、大舞台が控えていた岡選手。「見ている皆さんの心をつかめるような演技をしたいです」と、個人総合や団体、平行棒での金メダル、鉄棒でのメダル獲得を目標に掲げていた。
「今後どんな選手になりたいか」という問いには、野球にたとえて「期待されていると思うので、野球で言う、場外ホームランを打つような選手になりたいです」と意気込む。体操に向き合いながらサーフィンにも挑戦し、好きなファッションを楽しむ。岡選手にとって「挑戦」は、競技の中だけにあるものではないように思える。
“自分がおもしろいと思ったことに一歩踏み出してみる”。そんな日々の積み重ねが、アスリートとしての岡選手を形作っているのかもしれない。NORQAINのスペシャルムービーで見せた、真剣な表情と自然体の姿。その両方を知れば、岡選手のこれからの活躍にもっとワクワクできそうだ。
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