ミント
(@minto_suga22)
さんは、SNSやブログを中心に実話に基づいた漫画をいくつも公開している。2024年には「カスハラをする、あなたは誰?」を投稿して、ネットで注目を集めている。飲食店で働く女性に対して「辞めさせろ」などのクレームがいくつもあり、悪質なクレーマーの正体を突き止めていくエピソードだ。本作が誕生したきっかけや苦労した点などについて、ミントさんにインタビューした。
※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。
「誰にも話せなかった」体験者が作者に託した思い
「もし自分が同じ立場でも、恐怖が勝つだろうと思いました」と語るのは、本作「カスハラをする、あなたは誰?」を手がけた作者・ミントさんだ。帽子とマスクで顔を隠した客から、身に覚えのないうえにプライベートなことまで責められるという接客現場の体験を描いた作品で、きっかけはミントさんのInstagramに届いた1通のDMだったという。体験者は終盤の出来事をこれまで人に話せずにいて、作品として昇華してほしいと願っており、制作においては実話をもとに本人とわからない程度のフィクションを加えて形にしたと語る。
制作で最も苦心したのは、序盤でクレーマーの正体がバレないようにすることだったそうだ。ミントさんは「早い段階でクレーマーが誰かわかってしまうと、体験者さんが味わった恐怖を再現できないと思ったんです」と振り返る。体験者は強いショックを受けつつも怒りより恐怖が勝っていたそうで、「ちょっと怒らせたら刺してくる人もいる時代ですから」と話すミントさんも、家族構成まで勝手に知られたうえに文句を言われる状況には「やってられない」と共感を寄せ、頼れる店長がいたことを「本当によかった」と語る。
今後はママ層が共感しやすい義母や夫、ママ友のトラブルを中心に描きながら、読後にあたたかい気持ちや教訓が残る作品にも挑戦したいという。ブログやSNSではそのほかの作品も公開されているので、気になる人はチェックしてみてほしい。
取材協力:ミント(@minto_suga22)
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