リビングで落ち込んでいる様子の娘を見かけ、父親が「悩みでもあるのか?」と優しく声をかけた。すると娘は「私、いじめられてるの」「机に花が置かれてて…」と衝撃の告白をする。父親が驚いて心配する展開だが、一連の出来事は全くいじめではなかった。事の真相とは一体何なのか。
娘の告白はまさかの「いじめ」ではなく…?
学校での出来事を細かくヒアリングしていく父親。そこから見えてきたのは、いじめの現場ではなく、同級生である倉持くんから熱烈なアプローチを受けている娘の姿であった。しかし娘はそれらの言動すべてを「嫌がらせ」と受け取っており、不憫なことに倉持くんの好意は全く伝わっていないようだった。父親はそんな倉持くんをかわいそうに思い、ひと肌脱ぐことにしたのだった。
愛娘の恋に葛藤する父親の奮闘
本作『まりちゃんのパパ』を描いたのは、現在「ガンガンコミックス」(スクウェア・エニックス)にて『善良な不良高校生の日常』を連載中の立葵(@hiyokobeya)さんだ。立葵さんはこれまで漫画アプリ「マンガワン」(小学館)で『恋せよメオト。』や『幸せな恋、集めました。』を連載していた人気漫画家である。
作者の立葵さんに本作のこだわりを聞いたところ、「愛娘が同級生の男の子に好かれていることについて、さまざまな感情を持つパパですが、そのパパが奮闘する様子をぜひ見てほしいなと思います!小学生相手に、大人な対応のようで大人気ない対応をしてしまう悩めるパパをぜひ応援してあげてください」と語ってくれた。
なお、本作は単行本『なにがなんでもハッピーエンド 立葵作品集』に収録されている。「『まりちゃんのパパ』を含め9作品が収録されています。かなり前に描いたものなので、今見るとだいぶ拙いところも多いのですが…。タイトル通り、『なにがなんでもハッピーエンド』で収まっている作品ばかりですので、ハッピーエンドやコメディが好きな方にぜひ読んでいただきたい一作です」と作品の魅力をアピールした。
加速する勘違いと混乱の行方
複雑な心境ながらも倉持くんの恋に手を貸すことにした父親。さまざまなアドバイスをするもののどれも空回りしているようで、娘は「そろそろ先生か警察に相談しようと思っていたところ」と言い出す始末だ。慌てた父親が「緊急会議が必要だ!!」と倉持くんを呼び出す展開となり、この後の結末からも目が離せない。
取材協力:立葵(@hiyokobeya)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。