4月29日、HKT48が沖縄・沖縄コンベンションセンターでライブを行った。現在、アリーナツアー「HKT48春のアリーナツアー2018〜これが博多のやり方だ!〜」を開催中で、この日は約3年ぶりとなる沖縄公演だった。
3,000人のファンが迎える中、今回のツアーのために書き下ろされた新曲「ぶっ倒れるまで」でライブはスタート。ライブで盛り上がる定番曲の「メロンジュース」などのシングルを聴かせた後、1人1曲センターメドレーを展開し、メンバーそれぞれが個性を発揮した。さらに、昨年12月にリリースした待望の1stアルバム「092」からも「人差し指の銃弾」などを披露。
中盤、メンバーの田島芽瑠さんが脚本を手掛けた寸劇では、沖縄ファミリーマートのキャラクター「フラチキ先輩」と沖縄民謡の大御所とされる護得久栄昇さんをゲストに迎えてのコラボを実現させるなど、中身の濃いライブとなった。
アンコールでは、5月2日(水)にリリースされる11thシングル「早送りカレンダー」を初披露。この曲は「なこみく」と呼ばれている仲良しコンビ矢吹奈子さんと田中美久さんがWセンターを務めている。田中さんは「ファンの皆さんの前で、今日初めて披露できて、とっても楽しかったですし、うれしかったです」と話すと、矢吹さんも「初めてのセンターですごく緊張したんですけど、ファンの方が大きな声で盛り上げてくださって『頑張るぞー!』ってなりました! これからたくさんライブで歌われる曲になったらなと思います」とうれしい気持ちを笑顔で語った。
3期生としてHKT48に加入した時は小学6年生だった矢吹さんと田中さんも現在は高校2年生。次世代エースとして期待のかかる二人の成長に「大きくなったね…、泣きそうになっちゃった」と指原莉乃さんも感慨深い様子だった。本ツアーは5月27日(日)に福岡・マリンメッセ福岡でファイナルを迎える。
文/田中隆信
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週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一