標高931mの「六甲山」は、緑が最も美しくなる5~7月にかけてがハイキングのベストシーズン。六甲ケーブルを使えば山上までいっきに登れ、眼下に広がる絶景を楽しめる。今が見ごろの美しいクリンソウや野外写真展など、見どころ満載の六甲山を歩こう。今回はモデルコースと写真の撮り方アドバイスもご紹介。<※情報は関西ウォーカー(2018年5月8日発売号)より>
<11時10分>六甲ケーブル 六甲山上駅
1932年開業の「六甲ケーブル」は、六甲ケーブル下駅から六甲山上駅までの全長約1.7kmを約10分で結ぶ。六甲山上駅構内にはショップ&案内所も。
観光情報などを収集。
六甲山の新緑が楽しめる。
■六甲ケーブル 六甲山上駅<住所:神戸市灘区六甲山町一ケ谷 電話:078-861-5288(六甲ケーブル下駅) 時間:9:10~21:10 休み:なし 料金:片道590円、往復1000円>
<11時15分>天覧台
六甲ケーブル六甲山上駅横の展望スポット「天覧台」。
昼間も阪神間の大パノラマな景色を楽しめる。
■天覧台<住所:神戸市灘区六甲山町一ケ谷1-32 電話:078-861-5288(六甲ケーブル下駅) 時間:観覧自由 休み:なし 料金:観覧無料>
場内には絶景カフェも!天覧台に併設された絶景カフェ&レストラン「TENRAN CAFE」。眼下に広がる阪神間の町並みを望みながら、神戸や六甲山の食材などを使った料理やスイーツなどが味わえる。
絶景の中、絶品料理を楽しもう。
心地よい風と絶景を楽しみながらひと休み。
■TENRAN CAFE<住所:神戸市灘区六甲山町一ケ谷1-32 天覧台内 電話:078-891-1011 時間:11:00~20:30(LOフード19:30、ドリンク20:00) ※金土日祝はフード・ドリンクLO20:00 休み:なし 座席:50席 タバコ:禁煙>
<12時30分>六甲高山植物園
1933年開園の高山植物園「六甲高山植物園」。標高865mに位置する園内では約1500種の世界の高山植物や寒冷地の植物などを栽培。無料の花ガイドも毎日実施。
エリアも拡大し、約5000株から約6000株に。ウッドデッキが設置され、写真も撮りやすくなった。「太陽が高いと逆光ぎみになるので、植物の撮影は午前中がオススメです」と、六甲高山植物園&六甲ガーデンテラススタッフから撮り方アドバイス。
花ガイドは11時、14時の1日2回。(変更、中止の場合あり)
ぜひ期間中に足を運んでみて。
■六甲高山植物園<住所:神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150 電話:078-891-1247 時間:10:00~17:00(最終入園16:30) 休み:9月6日(木) 料金:入園料620円>
<14時>六甲ガーデンテラス
標高約880mの六甲山上に広がる展望スポット「六甲ガーデンテラス」。関西有数の絶景が広がるエリア内には展望テラス&塔や、4つの飲食店と5つのショップが並ぶ。
アドバイスを参考に素敵な写真を撮ろう!
5月31日(木)まで場内では「六甲山スイスフェア」を開催中。
■六甲ガーデンテラス<住所:神戸市灘区六甲山町五介山1877-9 電話:078-894-2281 時間:施設により異なる 休み:なし 料金:入場無料 ※六甲枝垂れは300円>
野外写真展「ROKKOフォトグラフィックガーデン」が開催中
新緑や花が見ごろを迎える初夏の六甲山で5月11日(金)~7月31日(火)の期間に開催される野外写真展「ROKKOフォトグラフィックガーデン」。総勢10人の写真家、アーティストの個性豊かな写真作品200点以上を7会場で展示。
「未来ちゃん」で第42回講談社出版文化賞写真賞を受賞。写真集の制作&展覧会の傍ら、雑誌や広告、CDジャケットなども手がける。会場は六甲オルゴールミュージアム。
六甲カンツリーハウス創世記に記された人間と動物たちの立場を「支配」というキーワードで描く、アメリカ人写真家。会場は六甲カンツリーハウス。
■ROKKOフォトグラフィックガーデン<期間:5月11日(金)~7月31日(火) 時間:10:00~17:00 ※会場により異なる 休み:会場により異なる 料金:会場により異なる 会場:六甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲山カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、六甲ケーブル(天覧台含む)、TENRAN CAFE(カフェの利用が必要)>
■ウォーキングDATA/歩行距離:約3.4㎞ 歩行時間:約55分 コース難易度:2(5段階)「高低差が150mほどあるが、距離も短く全体的に歩きやすい」 問い合わせ先:「ショップ737 六甲遊山案内処」電話:078-891-0035(時間:10:00~18:00)【関西ウォーカー編集部】
編集部