素人目線での言葉も大切にしていきたい
12年のロンドンオリンピック、16年のリオデジャネイロオリンピックに、新体操の日本代表選手として出場した畠山愛理さん。16年に現役を引退したあとはスポーツキャスター、モデルとして活躍している。4月からは2つの番組にレギュラー出演中。その一つがスポーツ番組「サンデースポーツ2020」(NHK総合)。
「昨年の12月にマンスリーキャスターとして出演させていただいて、スポーツの魅力をあらためて感じることができました。以前から伝えるお仕事に興味がありましたので、すごくうれしかったのですが、生放送に慣れていなくて、原稿を読んでいるだけになっていたりして反省点も多かったです。いつか再チャレンジしたいと思っていたらレギュラーのお話をいただいてうれしかったですね。マンスリーの時とは立場が違いますから、いい意味で、責任感を持って臨みたいなと思いました」
レギュラー出演が決まって以降、いろんな競技のことを勉強していくにつれて、スポーツへの関心がますます強くなっているという。
「新体操をしていたので採点競技は以前から興味がありましたが、タイムを競う競技や得点競技は、これまで接してこなかったので見ていて新鮮です。新体操以外の競技に関しては、ほかの方よりも知識がないので、素人目線の言葉も出てくると思いますが、元アスリートとしての言葉同様、そういう目線での言葉も大切にしていきたいと思っています」
「サンデースポーツ2020」毎週㊐ 21:50~22:50 NHK総合
大越健介と副島萌生がキャスターを務めるスポーツニュース番組。畠山愛理は4月からリポーターとしてレギュラー出演している。
撮影=下田直樹/取材・文=田中隆信/ヘアメイク=猪狩友介(ThreePEACE) /スタイリスト=藤澤まさみ/編集協力=千葉由知(ribelo visualworks)/衣装協力=BRAHMIN(オレンジノースリーブ)
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一