話題のイサーン料理店で旨くて辛いタイ屋台麺を味わう

2018年5月27日 10:00更新

東京ウォーカー 取材・文=小林智明、撮影=三佐和隆士

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バンコク、ニューヨークなど、世界の4都市で本格的なタイ東北部イサーン地方の料理を提供し、高い評価を得ている「ソムタムダー」が、2017年9月13日に初上陸。日本では珍しいイサーン料理を味わえるお店として、開業後ほどなく脚光を浴びている。

木を多く利用した、温かみのある雰囲気の店内。天井のカゴを使ったランプシェードが異国情緒を演出。女性客が全体の8割を占める

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酔いが覚めるぐらい辛い⁉ タイ屋台の定番「パッキーマオ」

バンコクを中心としたタイ中央部の料理といえば、辛味・塩味・酸味と共に甘味があるのが特徴だが、イサーン料理は中央部に比べると甘味が少ない。名物は店名にもなっている、“酸っぱ辛い”「青パパイヤサラダのソムタム」(1166円~)だが、麺類も見逃せない。

なかでも辛くて発汗作用を促す、夏にぴったりの麺メニューが「パッキーマオ」(1566円)だ。名前の由来は諸説あり、「キーマオ(酔っぱらい)の酔いが覚めるほど辛いから」という理由でそう呼ばれるようになった説も。メニュー表には日本語で「平米麺のバジル入り激辛炒め」と書かれ、メインの具はエビと豚肉から選ぶことができる。

【写真を見る】「パッキーマオ クン」(1566円)。「クン」はタイ語で「エビ」で、具はそのほかにインゲン、フクロダケなども。隠し味にショウガに似たハーブ、グラチャイも使用

第一印象とは裏腹の突き抜ける辛さ!

「パッキーマオ」を注文すると現れたのは、焼きそば風のひと皿。食べてみると醤油とナンプラー、オイスターソースによる香ばしさが口に広がり、第一印象は「おいしい」のひと言。さらに平べったい麺の“ツル・モチ”食感、バジルなどの香草の鼻に抜ける香りも楽しめ、味の完成度が高い。

ところが食べ進めると突然、舌に変化が!ピリリッと刺すような辛さが押し寄せ、口中が炎上。その秘密はタイの激辛唐辛子、プリッキーヌーにあり。これを3本程度使用するのがスタンダードだが、辛いのが苦手な人は注文時に伝えれば、量を減らすこともできる。ぜひ時間差で訪れる“激辛”を体感してほしい。

「パッキーマオ」 辛さ度:★★★★/パクチー度:★ ※5つが最高。度数は取材ライターの感想。

ツルツル、モチモチとした食感が楽しい平たい形状の米粉麺。現地のタイ人はフォークとスプーンの両方を使って食べる

この夏向け麺が食べられるお店は、代々木にある。店内は木をふんだんに配した空間で、そこに現地のテキスタイル(織物)やカゴをおしゃれにあしらう。「イサーンの文化自体を世界に伝える」がコンセプトの店で、異国情緒に浸ってみてはいかが?【東京ウォーカー】

ランチ限定の「イサーンスペシャルセット」(1620円)。青パパイヤサラダのソムタムをはじめ、イサーンの定番料理3品とモチ米がセットで楽しめる

小田急小田原線の踏切の近くにたたずむ。赤を基調としたポップな外観や看板もセンスがいい

インテリアとしてイサーン地方のテキスタイル(織物)とカゴを飾り、現地の文化を伝えている

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