沖縄や奄美地方はすでに梅雨入りし、今年も雨の季節が近づいてきた。そんな中、雨が降ると傘に桜の花が現れるという不思議な傘が話題を集めている。香野商店より発売の「花時雨シリーズ」(2940円〜)だ。
この傘は、雨に濡れると桜模様が浮かび上がるなんとも小粋な傘。16本骨のジャンプ傘や丈夫な24本骨の手開き傘などを展開し、カラーはエンジ、モスグリーン、ブラックがそろう。2007年の発売以来、累計販売数10万本を超える人気アイテムだ。
雨に濡れると桜が表れる秘密は、吸水効果と撥水効果の組み合わせ。花柄の部分には吸水タイプの生地を、周りには撥水加工の生地を使用し、花の部分だけに水が染み込んで、模様が浮き出るという仕組み。裏側まで水分が染み込まない構造なので、傘の機能としても安心だ。
また、桜の模様は、花の寺として知られる勝持寺の“西行桜”がモチーフ。“西行桜”とは、歌人として名高い西行法師が、この寺に出家し、ひと株の桜を植えて愛でたと伝えられる桜。雨の日の憂鬱さを忘れさせてくれる、優雅なデザインが魅力だ。
「蛇の目傘をイメージして製作しました。勝持寺の住職さんから直々に、寺のロゴとして使われている桜柄の使用許可をいただきました。女性をターゲットにしていましたが、男性からも面白い、珍しいと好評をいただいております」と話すのは代表の香野英明さん。
洋服だけでなく和服にもぴったりの華やかな傘。きっと雨の日が待ち遠しくなるはず!【東京ウォーカー】