若者に響く!? アサヒが“氷点下のビールバー”をオープン

東京ウォーカー

アサヒビールが、東京・銀座に同社の商品「スーパードライ」を氷点下で飲めるスタンディングバー「アサヒスーパードライ エクストラコールドBAR」を期間限定でオープン。同社の調査で、若い世代が通常の温度帯より0度近くの冷たい「スーパドライ」を好んだという実験結果から、氷点下のビールで若年層を取り込むのが狙いだ。

特徴は、なんといっても氷点下のビール“エクストラコールド”。バーの中にズラリと並んだドラフトタワーは、なんとカチコチに凍結している。ビールを注ぐグラスも氷水の中で冷やされているものを使用するなど、氷点下のビールならではの工程も目の前で見ることができる。店内では、飲むビールの温度が表示されており、こだわり感もたっぷり。キンキンに冷えたグラスは、持つとかなりの冷たさだ。

実際に記者が飲んでみると、約マイナス2度の「スーパードライ」はのどごしが良く、シャープな飲み口。ビール独特の苦味をあまり感じず、泡もキメ細やかなので、ビール好きはもちろん、ビールが苦手な人にグイグイ飲めるおいしさだ。

こうした飲み方のきっかけは、若年層が示した好反応から。通常、4度から8度程度のビールを0度以下にしたスーパードライを試飲した実験結果で、若い層を中心に「シャープ」や「のどごしがいい」など、スーパードライの特長を強く感じたという人が多く、今回のエクストラコールドビールの開発に繋がったという。そのコンセプトショップが「エクストラコールドBAR」だ。

店内では、凍結したエクストラコールド専用のドラフトタワーからビールが注がれるほか、自分で注ぐことのできるブースもあり、楽しみながらビールを飲むことができそうだ。価格は550円で、「麻婆豆腐三国志」(450円)や「絶品ベーコンのせいろ蒸し」(450円)などフードも充実している。

期間は5月21日(金)〜8月31日(火)まで。「冷たいビールをおいしく飲んでいただけるよう、フードにもかなりこだわりました。若い世代の方を中心に、ぜひ来ていただきたいですね」と話すのは、同社商品開発第一部でスーパードライブランド担当の西村氏。暑〜い夏、より冷たいビールで乾杯! なんて幸せはいかが?【東京ウォーカー】

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