暑い夏のおでかけにぴったりのやな体験。冷たい川でアユのつかみ取りを楽しみ、その後は絶品のアユ料理を堪能できる。そんな“やな”の人気スポットを3つ厳選して紹介する。
清流でアユを手づかみしよう!
矢作川(ヤハギガワ)の支流、巴川(トモエガワ)沿いに造られる、「しもやま平瀬ヤナ」(愛知県豊田市)は、予約不要で利用できる。手づかみができる天然のアユは、ふっくら柔らかな身と上品な味わいが特徴だ。脂がのった夏のアユは、捕まえたらその場で塩焼きにしてくれるほか、持ち帰りもOK。食事処では、炭火で焼いたアユのほか、ウナギが付く豪華セットの「平瀬定食」(4500円)が人気。
美しい武儀川(ムギガワ)でやな体験!
「美山観光やな」(岐阜県山県市)で捕れる、谷からひいた水で育てたアユは、天然に近い身の締まった食感。平日のみで、やなで捕まえた新鮮なアユを自分で焼いて食べることもできる。川を眺められる席での食事は、非常にのどかで魅力的。塩焼き2匹や刺身など、多彩な調理法でアユが味わえる「松コース」(5000円)がおすすめだ。
1856年創業、飛騨の名物やな
岐阜県古川町を流れる宮川沿いに造られるやなは、飛騨に夏の到来を告げる風物詩の、「飛騨古川ヤナ」(岐阜県飛騨市)。食事処は夜も営業しており、本格的なアユ料理を求める客で終日にぎわう。そのなかでも、大ぶりの天然アユを、刺身などで味わえる「鮎Aコース」(5000円)が好評だ。骨までおいしいと言われる飛騨のアユを存分に味わおう!
東海ウォーカー編集部