5月25日、乃木坂46の生田絵梨花さんが、東京・帝国劇場で行われたミュージカル「モーツァルト!」の囲み取材に出席。本作は、35年の生涯の中で数多くの名曲を生み出した天才作曲家・モーツァルトの半生を描いた作品で、02年の初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた。今回、主人公のヴォルフガング・モーツァルトは山崎育三郎さんと古川雄大さんのダブルキャストで、そしてモーツァルトの妻・コンスタンツェは生田さん、平野綾さん、木下晴香さんのトリプルキャストで演じる。
この日の取材にも5人が出席し、それぞれ演じる役や作品への思いを語った。コンスタンツェの印象を聞かれた生田さんは「(稽古が)始まる前は『これまでと180度違う』と言っていましたが、稽古を重ねていくうちに、身近に感じられるようになって、共感できる部分もたくさん感じました」と、最初の頃とは印象が変わったと答えた。さらに「グループに戻った時に、姿勢が乱れていて注意されたり、しゃべり方がいつもと違ったり声のトーンがちょっと落ちていたりします」と、稽古場を離れてもコンスタンツェの影響が残っていると話してくれた。
「虹のプレリュード」「リボンの騎士」「ロミオ&ジュリエット」「レ・ミゼラブル」といったミュージカルを経験してきた生田さん。「モーツァルト!」では、これまでとは違った一面を見せてくれている。
ミュージカル「モーツァルト!」は6/28(木)まで東京・帝国劇場で上演中。
取材・文/田中隆信
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一