世の皆様は「インスタ映え」に夢中で、わざわざ足を伸ばしてスペシャルな一枚を撮りに行く日々。けれど、市民の憩いの場である「公園」に、“映える”めちゃカワな「動物遊具」がたくさん生息しているのを知っていましたか?
こんなトコにこんなアニマルが!公園という名のサバンナを行く
福岡市中央区には、126もの公園があります。福岡市内まで広げれば、実に1700近い数にのぼります。「風格ある緑豊かな環境都市」を目指して都市公園整備が進められている福岡市。動物遊具も、子どもたちの安全でほがらかな遊び道具として機能しています。しかし、子どもたちだけに独占させておくのは、もったいない!愛らしい動物たちに、いい大人もキャッキャしよう!
【ご注意】当記事内に出てくる動物遊具の名前は、その動物の生息する公園名をベースに、記者の偏ったセンスにより命名しています。名前が付くと、より親近感が増す…はず!
陸だけじゃない!海の動物たちの共演 公園という名のベーリング海を行く
福岡ドームにほど近い地行中央公園(福岡市中央区地行浜)では、イルカとシャチが仲良くジャンプ!潮噴いている部分が持ち手になっているので、またがる時はそこを掴んでください。海に生きる生物ならではの“テカリ”が美しい!シャチは、前から見ると新幹線みたいに見えます。0系新幹線ぽいです。桜坂1号公園(福岡市中央区桜坂)では、アシカが自分の英名をカラダに刻んでいます。俺はアシカ=sea lionだぜ!
福岡にはなぜか、カメが多数生息!どうしてタコじゃなくてカメなのか?
福岡の公園には“カメ”がいっぱい。大きなコンクリートタイプ。バキバキに甲羅を踏まれたノコノコタイプ。カメの数だけ個性がある!砂場に居るカメは産卵している可能性もありますから(ありません)、静かに応援してあげましょう。小笹南公園(福岡市中央区小笹)の「ナミちゃん」は、背後のトラの射抜くような瞳に狙われているような!?危ない、気をつけて!砂に隠れるんだ!
すべり台やアスレチック遊具として親しまれる大きなコンクリート遊具は、全国的には「タコすべり台」という遊具が多いとされています。しかしながら、福岡にはカメがいっぱい!一本木公園(福岡市中央区大宮)でも中央に陣取のは、巨大なカメ!子どもたちに何人のっかられても、堂々たるもの。それは、コンクリート製だからではありません、カメの子どもたちを想う愛ゆえ…かも。たまには優しくしてね。どうして、福岡はカメの聖地になったのか?その謎にも、今後取材で切り込んでいく予定です。
パンダの親子にノックアウト!白と黒のエクスタシー
梅光園公園(福岡市中央区梅光園)は、通称パンダ公園。帽子をかぶった親パンダ「バイバイ」の後ろには、「バイバイの子」の姿が。本来ならば、親子仲睦まじく寄り添っていたいはずだけど、二体は優しく、公園で遊ぶ子供たちを見守ってくれています。”謝謝(シェーシェー)!”
鳥飼公園(福岡市中央区鳥飼)には、黒目がちなパンダ「リカリカ」が。大体パンダの名前って2文字の繰り返しで、生息地が鳥飼公園ですので「トリトリ」か「カイカイ」にしようと思ったんですが、いずれも「鳥」感と「貝」感が強すぎるので「リカリカ」と名付けました!「リカリカ」も、やっぱり僕たちを見守ってくれています。黒目がち過ぎるけど、きっと、見てます。
さあ!街の新しい歩き方「公園アニマルハンティング」みんな、ついておいで!
今回、ご紹介した「公園アニマル」たちは、ほんの、ほ〜んの一部。いつも何気なく通り過ぎている公園に拡がる広大無辺なアニマルワールドに飛び込みましょう。そのアニマルワールドは、意外と深く、楽しい!次回も、激キャワ・激シブ・激マブの動物公園遊具の世界に皆様をお連れします。
【最後に】ほとんどの動物遊具は、お子様向けです!いい大人が、乗って壊したりしないようにしましょう。
山本真己