初夏を迎える有馬では、アジサイとホタルが6月上旬から見ごろを迎える。歴史ある温泉で癒され、ご当地のグルメを堪能。そして、日が暮れたらホタル散策へ出かけよう!<※情報は関西ウォーカー(2018年5月22日発売号)より>
<11時>「神戸市立森林植物園」全国有数の規模に圧巻!鮮やかに染まるあじさい園
六甲山地の西部に位置し、標高450mの六甲山をはじめ日本を代表する樹木や世界の樹木を原産地別に植栽。「あじさい園」には、350品種、約5万株が森の中で色鮮やかに咲き、目を楽しませる。総面積142万6000平方メートルの広大な園内で、自然の壮大さや美しさを堪能しよう。
6月上旬からは、コアジサイや早咲きのヤマアジサイが見ごろを迎える。
間もなく、鮮やかな紫色が映えるカキツバタが見ごろに。
純白の小さな花弁が特徴で、大きいものでは30cmにもなる。
■神戸市立森林植物園<住所:神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2 電話:078-591-0253 時間:9:00~17:00(最終入園16:30) 休み:水曜(祝日の場合翌日) 料金:入園料(300円) 駐車場:約700台(500円/1日) 交通:三宮駅から国道2号線~阪神高速北神戸線箕谷JCTより南東へ。約21km。>
【次のスポットへ】県道16号線~国道号線428号線~阪神高速北神戸線有馬口ICより東へ。約17km。車で約30分。
<13時>「あり釜めしくつろぎ家」淡路直送の食材で作る釜めし
古民家をリノベートした、釜めしが人気の店。淡路島から産地直送で仕入れた鯛やタコなどの新鮮な海の幸と山の幸を独自のダシで炊いた釜めしは、ご飯一粒一粒に味がしっかりと染み込み絶品。ふたを開けた時に立ち上る湯気と香りに食欲をそそられる。
淡路近海で捕れた魚介類をはじめ、山菜やサケなどの具材がふんだんに入った、突き出し、吸物、香物が付き食べ応え十分。
あっさりとしたシンプルな味わいが人気。
予約で個室での食事もでき、ゆったり過ごしたい人に最適。
■あり釜めしくつろぎ家<住所:神戸市北区有馬町839-2 電話:078-903-1550 時間:11:00~14:00(LO)、17:00~20:00(LO19:00) 休み:火曜(祝日の場合翌日) 席数:60席 タバコ:禁煙 駐車場:なし>
【次のスポットへ】北東へ約60。徒歩で1分。
<15時>「有馬本温泉 金の湯」有馬の名湯、金泉を楽しむ日帰り温泉
有馬温泉発祥の地とも言われる歴史ある日帰り温泉施設。有馬の名湯とも呼ばれる金泉を気軽に楽しめるスポットとして地元の人や旅行者にも人気。浴室は歴史を感じさせるおもかげを残しつつ、男湯女湯共に御影石造りで重厚かつ清潔感にあふれている。
温泉成分がたっぷりと入った44℃の熱めの浴槽と42℃のぬるめの浴槽がある。濃いオレンジ色をしているのが特徴。
旅で歩き疲れた足を癒やしてくれる。
■温泉DATA/料金:大人(650円) 時間:8:00~22:00(最終入館21:30) 風呂数:3 泉質:含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉 効能:神経痛、関節痛、五十肩、冷え性など アメニティ:フェイスタオル(200円)、スポーツタオル(500円) 飲食:なし 岩盤浴:なし
■有馬本温泉 金の湯<住所:神戸市北区有馬町833 電話:078-904-0680 休み:第2・4火曜(祝日の場合翌日)、8月17日(金) 駐車場:なし
【次のスポットへ】東へ約60m。徒歩で1分。
<17時>「三ツ森 まんじゅう店」老舗炭酸せんべいがワッフルに
炭酸せんべいで有名な「三津森本舗」の和菓子が味わえる甘味処。職人が一つ一つ手作りする四季折々の色彩豊かな和菓子などを店内で食べることができる。人気は、和ッフル。有馬の炭酸水を含んだ生地はしっとり&ふわふわ。苦味のある抹茶との相性は抜群!
お好きなお饅頭を選べる(写真はよもぎ)。
お茶のセットもあり。あんをはさんだテイクアウト用は1枚230円。
おみやげにピッタリ!
■三ツ森 まんじゅう店<住所:神戸市北区有馬町811 電話:078-904-0107 時間:9:00~17:00(LO16:00)、土日祝9:00~18:00(LO17:00) 休み:なし 席数:14席 タバコ:禁煙 駐車場:なし>
【次のスポットへ】約850m。徒歩で10分。
<18時30分>「有馬川」温泉街でホタルを探して夕涼み!自然が生む幻想的な光の風景
温泉街を流れる有馬川にも、数は少ないがホタルが棲息。川辺の草むら周辺を注意深く観察してみると、幻想的な自然の光をいくつも見付けることができるはずだ。観賞スポットの乙倉橋の近くまで延びている遊歩道を歩きながら、ホタル探しを満喫しよう!
下流は家が少ないため明かりがなく、街灯も消えるのでホタルの光がよく見える。
【ホタル観賞のポイント】
1.明かりは極力つけないように!カメラのフラッシュなどの明かりに注意。ホタルに光を当てると驚いて草むらに隠れしまうことも。明かりを抑えて観賞しましょう。
2.遊歩道から川をじっくり観察を。遊歩道をゆっくり歩きながら川面を観察しましょう。じっと我慢して見ていると川面から飛び上がる小さな光を発見しやすいですよ。
3.話し声や物音を立てないように!ホタルは敏感な生物。ちょっとした話し声や物音でも飛ばなくなることも。できる限り静かに観賞すると見付けやすくなります。(西宮山口ホームページより)
■ホタルDATA/期間:6月上旬~中旬 ホタルの数:不明(自然発生) 時間 20:00~21:30
■有馬川<住所:神戸市北区有馬町 時間:観賞自由 料金:無料 駐車場:峠堂交差点北側の有料駐車場を利用>【関西ウォーカー編集部】
編集部