生クリームの定番スイーツといえばイチゴショート。クリームの甘さやスポンジのふんわり感がたまらない。そんなイチゴショートのなかから、百貨店で気軽に買える11店分を、スイーツ大好きな編集部員が食べ比べ!ホンネで実食レポートします!(※一部生クリームを使用していないものも含まれています)<※情報は関西ウォーカー(2018年6月5日発売号)より>
<ベスト1>「グラマシーニューヨーク」の「グラマシーニューヨーク」
店名を冠した不動の人気No.1。3種類の特製生クリームを使い分け、ふんわり生地に生クリームとイチゴ、イチゴのシロップをサンド。
「クリームの味はしっかりしていながら、口溶けはピカイチ。大きいけど食べ飽きない!」(松浦)
「甘さと酸味の黄金比。生地の間のシロップが、しっかり味のアクセントになっている」(篠原)
<ベスト2>「アンリ・シャルパンティエ」の「ザ・ショートケーキ」
生クリームはミルクの味が凝縮されて濃厚ながら、スッと消える口溶けのよさ。イチゴも3粒で華やか。
「側面のクリーム層が厚く、満足度が高い。ややしっかりした甘味だが、あと口は軽やか」(篠原)
「生クリームはこっくり濃厚。クリームも生地も口溶けよく、スッと溶ける好バランス!」(島田)
「京都北山マールブランシュ」の「苺のショートケーキ」
しっとりした味わい深い生地はハチミツ入り。たっぷりのイチゴと口溶けのよい生クリームをサンド。 ※時期によりケーキのデザインが変更になる場合あり
「口に入れた瞬間に溶けるような生クリーム。層も美しく、全体のバランスが見事!」(島田)
「ハチミツの風味を感じる生地と甘すぎず軽い生クリーム、両方が際立っている」(松浦)
「ボックサン」の「苺のショートケーキ」(431円)(阪神梅田本店)
北海道の生クリームがたっぷり。国産小麦を使用した生地は、水アメを入れることでしっとりふわふわに。
「老若男女に好かれるスタンダードさ。生地の密度が高いので食べ応えがあります」(松浦)
「クリーム自体の甘さは控えめだけど、やや重たい。もう少し軽やかさが欲しいかな」(篠原)
「ルピノー」の「ガトーフレーズ」
色が白く、すっきりとした味が特徴の北海道の生クリームを使用。クリームも生地もきめ細かく軽い食感。
「クリームもスポンジも主張しすぎずバランスが取れている。上品なデザインもすてき」(松浦)
「軽やかでさわやかさが光る。スポンジもふわふわで口の中で溶けていき食べやすい」(篠原)
「ヴィタメール」の「フレーズ・ド・ヴィタメール」
スプーンですくって食べるタイプ。下までぎっしり入ったクリームはなめらかな口溶けが自慢。
「まるで食べる生クリーム! 生地も濃厚で甘い。デコレーションのかわいさもポイント」(島田)
「中までクリームが詰まっているので小ぶりだがちょうどいいサイズ。ストレートな甘さ」(松浦)
「ケーキハウスショウタニ」の「スペシャルショートケーキ」
北海道の牛乳や生クリームなど国産素材にこだわりながら、イチゴも2粒のってボリューム満点!
「イチゴの上にのせたクリーム、厚い生地、豪快にサンドしたイチゴで存在感抜群!」(松浦)
「1カットの大きさにサービス精神を感じる!スタンダードでまた食べたくなる味」(篠原)
「ユーハイム」の「ショートケーキ」
3段重ねのショートケーキは、ふんわりした生地と、昔ながらのなめらかなクリームの相性が抜群。
「ふわっと香るフルーティさや、生地の底の焼き色などほかにはない特徴が!」(島田)
「フォルムも味もクラシカル。生地の甘さがやや強い。でもこの価格はコスパ高いです」(篠原)
「ポアール・アントレ」の「イチゴショート」
生地と生クリームは、1969年の創業時から受け継がれる製法。クリーミーでコクがあり、口当たりなめらか。
「クリームの量はそんなに多くないけど、濃厚なので満足度は高い。サイズも大きめ」(松浦)
「濃厚で甘い生クリームにしっとりした生地。全体的に甘味を強く感じました」(島田)
「ショコラリパブリック」の「スペシャルショートケーキ」
イチゴだけでなくラズベリーや赤スグリなどをふんだんに使い、赤いバラの花びらを散らした華やかな一品。
「ボリューム満点なので大味かと思いきや、ふわふわで飲めそう(笑)。そのギャップに驚き」(島田)
「大きさもクリームの量も圧倒的。ミルク感が強くて甘いけど、軽い食感で気にならない」(松浦)
「新宿高野」の「ストロベリーショートケーキ」
大粒のイチゴを主役にした果物専門店ならではのショートケーキ。サンドしたイチゴで小ぶりながらずっしり。
「甘さはしっかりあるが、イチゴの酸味とのバランスがよくメリハリが効いている」(篠原)
「クリーム、スポンジ、イチゴ、すべて甘いのに一緒に食べるとちょうどいい甘さに」(島田)【関西ウォーカー編集部】
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