江戸川の夜を彩る「エキサイティング花火2018 第43回 江戸川区花火大会」が8月4日(土)に開催される。昨年は江戸川区側のみで約90万人が訪れた人気花火大会。今年の見どころについて、主催者に取材した。
【見どころ 其の1】BGMに乗せて花火を打ち上げ!
千葉県市川市の「第34回市川市民納涼花火大会」と同時開催される江戸川の夏の風物詩「エキサイティング花火2018 第43回 江戸川区花火大会」。その歴史は古く、江戸川河川敷を舞台に昭和51(1976)年の開催以来、40年以上にわたって区民をはじめ大勢の人々を楽しませてきた。
同花火大会は趣の異なる8つのプログラムで構成され、それぞれのテーマをイメージしたBGMに乗せて花火を打ち上げるのが特徴だ。また、打ち上げ総数も全国屈指の約1万4,000発が予定されている。
オープニングテーマは「絢爛!江戸川夢華火!」。5秒間で1,000発の花火を一気に打ち上げ、きらびやかな花火が夜空一面を埋め尽くす江戸川区花火大会名物の大迫力演出で開幕を告げる。
【見どころ 其の2】国内最大級の富士山仕掛け花火
今年いちばんの見どころとなるのが、国内最大級の高さ50m、全長280mを誇る富士山仕掛けの花火が登場するテーマ2「桜花爛漫〜富士の空〜」だ。雄大な富士山に花吹雪が舞う美しい風景を花火で表現している。春に咲く桜のように咲いてはすぐに散る儚さが日本情緒にマッチする演出も魅力で、写真映えする絶好の撮影ポイントとしても注目だ。
【見どころ 其の3】趣向を凝らした花火が盛りだくさん
そのほか、日本伝統の花火「和火」で荒波を越えて夜空を舞う龍を表現するテーマ4「和火(WABI)〜飛龍の舞〜」や色とりどりの花火と金銀色のしだれ柳がきらめくテーマ8「未来への聖火(ともしび)~輝きの向こうへ~」など、趣向を凝らした花火が次々と打ち上がる。約75分間におよんで開催される壮大なショーの連続に魅了されること間違いなし。
なお、例年、17時ごろには一般観覧エリアはすべて埋まってしまい、今年は混乱を避けるために17時より会場の中心部で通行・入場制限が実施される。観覧の際は注意が必要となるので、当日は詳細をHPで確認の上、早めに出かけることをおすすめする。
日本有数の規模と人気の「エキサイティング花火2018 第43回 江戸川区花火大会」。夜空を彩る花火をその目に焼き付け、思い出の1ページに加えてみてはいかがだろうか?
安藤康之