大人も子どもも楽しい工場見学! アサヒビール名古屋工場へGO!!

東海ウォーカー

近年はお出かけの定番となりつつある工場見学。街で見かける様々な商品の、普段は知り得ない製造現場の裏側を覗けるとあって人気を博している。名古屋観光でも訪れたい工場見学スポットがアサヒビール名古屋工場。名古屋の主要観光地から少し離れるが、ビールの試飲も付いてとてもお得。高速で動く製造ラインに目を奪われるもよし、できたてのビールを味わうもよし。大人だからこそ楽しめる工場見学に出かけてみよう!

名古屋駅から30分圏内の好アクセス


【写真を見る】1973年創業、庄内川沿いに建つ大きな工場だ


名古屋市守山区にあるアサヒビール名古屋工場。JR名古屋駅から中央本線で15分、JR新守山駅が最寄り駅だ。駅からは徒歩で15分ほど、住宅街の中にそびえ立つたくさんの大きな銀色のタンクが目印。庄内川のほとりにある最先端の設備を揃えた工場で、敷地面積17万2000平方メートル、年間生産量は大びんで約5億1000万本分を生産している。

見てビックリ&学びもいっぱいの工場内見学


正式名称は屋外発酵熟成タンク。工場見学の序盤に間近で見上げることができる


工場見学は電話もしくはホームページからの予約必須。原料である麦芽やホップに直接触ることができるほか、麦汁を作る大きな釜が並ぶ仕込室、ビールの味・香り・泡立ち・色を管理する品質管理室、黄金色に輝くビールに仕上げるろ過室を見学することができる。

缶詰〜箱詰め工程は最大の見どころ。出来上がったビールは缶に充填された後、ライン上を高速移動しながら一気に箱詰めまで進められていく。そのスピード感には目を丸くしてしまうこと間違いなし。

アサヒビールの味を決める仕込み室。直径12mもある大きなタンクに注目


1分間に1500本の缶ビールが詰められるという缶詰工程。ダイナミックな動きに目を奪われる


できたての一杯をいただく試飲タイム


ガイドの解説に耳を傾けながら、工場全体を見て回るのに所要時間は45分ほど。広々としたゲストホールが工場見学のゴールとなる。見学の締めくくりにして最大のお楽しみといえば、やはり試飲タイムだろう。同工場で生産しているスーパードライや黒ビールをタンブラーで最大3杯まで、無料で試飲することができる。時期によっては新商品の試飲も可能。キリッとした喉ごしの「できたての一杯」をじっくり味わってみよう。飲酒ができない人向けのソフトドリンクもあるので、大人も子どもも楽しむことができる工場見学になるはずだ。

最大3杯までの試飲が可能。できたての一杯を味わおう


透き通った黄金色に白い泡、口に入れたら広がるほろ苦さと、キリッと辛口な味わいこそビールの醍醐味。普段は目にすることのない完成までの過程を学びつつ、ここでしか出会えないフレッシュな一杯をいただき! そんな新たな切り口の名古屋観光スポットに出かけてはいかが?

山田晃裕

注目情報