株式会社イトーヨーカ堂は6月20日、イトーヨーカドー木場店1F 木場側入り口で2019年新作ランドセルのPRイベントを開催。イベントにはお笑い芸人・小島よしおが登場し、授業形式で子供たちに自身のギャグを伝授した。
イベントに先生役で参加した小島は、まずは教師らしく真面目なスーツ姿で登場。「スーツで来たことで誰かわかっていない可能性がある。いつもは裸のお兄さんだよ」と会場に集まった子供たちに呼びかけ、さっそく会場を沸かせた。
小島は早稲田大学教育学部卒業のインテリ芸人でもあり、ずっと教師を目指していたそうだが、本人いわく「ちょっとヘタこいちゃった」ために教員免許を取り損ねてしまった。ちなみに過去にはテレビ番組の企画で、学校に行き海パン姿で授業を行う“海パン先生”を収録するも、諸事情によりお蔵入りしてしまったそうだ。
その後、チャイムが鳴り、いよいよ小島先生の全部で2限の授業がスタート。
まずは「起立・礼・ウェーイ」と生徒に軽くジャブ。1限目のテーマは“どうやったら学校の人気者になれるか”。これに対して「人気者になるためには恥ずかしがっていてはいけない」と訴えると、生徒一人ずつに自身のギャグにチャレンジしてもらうと宣言。しかし、「ギャグをやりたい人」と挙手を促すも手をあげる生徒がおらず困惑。「もしかしたら後になればなるほど難しいギャグになるかもしれない。先にやっておいた方がいいかも」となんとか挙手を促す。手を挙げた生徒に小島は”〇〇ピーヤ”とあだ名を付けていく。
今回伝授するギャグは、手遊び歌の“グーチョキパーで何作ろう”のよしおヴァージョン。おなじみのメロディに乗せて、最後に小島のギャグを行うというものだ。まずは小島がお手本を見せた後、“そんなの関係ねぇ!”“ウェーイ”“だいじょぶ だいじょぶぅ〜”“おっぱっぴー”の順に子供たちと一緒に実演。
「はじめは“ウェーイ”も恥ずかしくてできなかったけど、今、こうやってみんなの前で堂々とギャグをできました。これできっと人気者になれると思います」と述べたところで、チャイムが鳴って1限目が終了。授業を終えた感想を「最初は誰もやってくれないんじゃないかとドキドキした」と語ると、2限目の準備のためいったん降壇した。
2限目はテレビCM“イトーヨーカドーランドセル”のダンスを小島先生と子供たちが踊るという授業内容。準備を終えた小島はいつもの海パン姿にランドセルという出で立ちで再び登壇。「裸にランドセル。これが夢でした」と語ると、息ぴったりのダンスを披露して授業を終えた。
最後にあっという間の授業を振り返り、「1限目のようにいろんなことに恥ずかしがらずにチャレンジして、2限目のようにみんなで踊るというのはすごく楽しいので、学校でも参加してほしい」とコメント。最後に「ランドセルをまだ決めていないお友達がいたら、ぜひママ・パパと相談して好きなランドセルを買う“ラン活”をしてほしいと思います」とPRし、イベントは終了した。
小学校入学を控えた子供のランドセル選び、いわゆる“ラン活”は年々早まり、近年では3月から次年度のランドセルの販売がスタート。夏のボーナス商戦で販売のピークを迎えるという。子供たちにとってはじめての晴れ舞台に向けて、まだの方は急いで“ラン活”をはじめてみてはいかがだろうか?
安藤康之