“遣唐使船再現プロジェクト”とは、上海万博が開催される記念すべきこの2010年に、最新の学説にもとづいて現代によみがえった「遣唐使船」が、大阪港を出発して当時の航路をたどりつつ、上海万博の会場を目指すというもの。
6月11日には上海万博の「ジャパンデー」に合わせ上海市に無事入港。その後の記者会見では同プロジェクト親善大使の渡辺謙さんが日中の友好について言葉を述べ、同イベントを企画した角川文化財団の角川歴彦理事長は「遣唐使がテーマの映画製作を計画している」と明らかに。翌日12日には上海国際博覧会会場内にて遣唐使時代の衣装をまとった遣唐使節団が行進し、その後唐王朝時代の都“長安”に見立てた中国パビリオンを訪問するなどしてジャパンデーを盛り上げた。
リアルの遣唐使船は到着したが、まだ終わっていないのがこのキャンペーン。現在モバイルサイト(docomo、au、softbank)において、「バーチャル遣唐使」ゲームを公開中。このゲームに参加登録すると、遣唐使船を毎日1回漕げるようになり、全参加ユーザーが漕いだ総距離が80万kmに達するとキャンペーンプレゼントへ応募することができるようになる。
この“バーチャル遣唐使船“は6月18日の到着をめざしてまだまだ航海中。そしてゲームクリア後に応募できるプレゼントに、今話題の「iPad Wi-Fiモデル」が加わった。ゲーム終了まであと1日と少し、今からでも遅くないので上海を目指して漕ぎ手となってみて。【東京ウォーカー】