日本アンガーマネジメント協会が発売している、「アンガーマネジメントゲーム」(税抜2000円)というゲームをご存知だろうか。
“怒りのツボ当てカードゲーム”をコンセプトにしたこのゲーム、今年の5月5日に東京ビックサイトで行われた「ゲームマーケット2018春」でお披露目して以来、通信販売のおもちゃランキングで25位になるなど、ジワジワと話題になっている。“怒り”を題材にしたゲームの内容とは?
イライラをコントロール!アンガ―マネージメントとは
怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニング。アンガーマネジメントを学ぶことにより、自分自身の怒りを理解し、感情のコントロールすることで、ポジティブな考えを生み出せ、また周囲との良好な人間関係を成立させることができる。少しうさん臭い気もするが、日本の企業でも広く導入され、長年活用されている立派な心理トレーニングである。
ゲームでみんなの怒りやすいシチュエーションがわかる!
「アンガーマネジメントゲーム」は、回答者のプレイヤーが1枚、「できごとカード」を引く。その内容がもし実際に起こったら、回答者はどのくらいの怒りを感じるかを1~11段階のレベルで予想し、もっとも予想が当たったプレイヤーが勝ちになるゲーム。
「できごとカード」を見ただけでもイライラする内容だが、実はプレイヤーによっては意外と許せる出来事もある。例えば「デスクが汚くて、書類が隣にはみ出している」という出来事は、「絶対にダメ!」とイライラする人がいる一方、「まあ許せる」という人もいる。
このように、このゲームはプレイを通じて怒りのツボがわかったり、いろいろな会話が生まれたりと、怒りにくくなるための気付きをつかんでもらうことを目的としている。
推奨プレイヤー人数は3~12人と幅広く、夫婦のコミュニケーションや会社のチームビルディングなど、様々なシチュエーションで行える。アンガーマネジメント広報担当いわく、「友人や家族間だけでなく、会社の上司と部下などビジネスシーンにピッタリ」とのこと。
お互いの“怒りのツボ”を押さえれば、良好な関係が生まれやすい環境になるかも!?
ウォーカープラス編集部