三重県立美術館で個展「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」開催

東京ウォーカー(全国版)

三重県津市の三重県立美術館で9月2日(日)まで、「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」が開催されている。

「牛乳石鹸モンサヴォン」(1948/50年)パリ市フォルネー図書館所蔵 / [C] Annie Charpentier 2018


同イベントは、人気のポスター作家レイモン・サヴィニャック(1907‐2002)のかつてない大規模展。

パリ市とフォルネー図書館の協力の下、フランスの戦後ポスター史を彩る名作の数々を、「動物」「子ども」「自動車」「パリ」といったモチーフごとに紹介する。さらに原画や当時の写真などもあわせて展示し、独自の表現の秘密にせまる。

【写真を見る】フランスの戦後ポスター史を彩る名作の数々をモチーフごとに紹介「ビック:新しいボール(スイス版)」(1960年、パリ市フォルネー図書館所蔵) / [C] Annie Charpentier 2018


担当者は「かわいらしさ満点、ちょっぴりブラック・ユーモアも感じられるサヴィニャックのポスターや原画200点あまりが、文字通り所狭しと展示室を埋めつくしています。リトグラフという印刷技術を使った鮮やかな色彩と、最大で4メートル近くにおよぶ大画面の迫力を、ぜひ会場で直接お楽しみください」と来場を呼びかける。

「ドップ:清潔な子どもの日」(1954年)パリ市フォルネー図書館所蔵 / [C] Annie Charpentier 2018


可愛らしい見た目の中にメッセージが込められたポスターたちを鑑賞しよう!

ウォーカープラス編集部

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