「婚活」じゃなくて「婚渇」!? 日本ロマンチスト協会女子部って何?

東京ウォーカー

6月が“ロマンス月間”って知ってる?「最愛のひとを幸せにできるのがロマンチスト」という“最愛理念”を提唱する日本ロマンチスト協会が、「ロマンティック」な仕掛けを実施している。14日には六本木のミッドタウンにて、20年度いちばんロマンティックだったヒト・モノ・コトを表彰する「ジャパン・ロマンス・アワード」を開催し、タレントの石田純一さんが「ロマンチスト部門」で表彰された。

そんな同協会に「日本ロマンチスト協会 女子部」が発足。どうして「女子部」なのか? 日本ロマンチスト協会女子部手島さんに話を伺った。

「一時期『婚活』が流行りましたけど、実は離婚率もあいかわらず高い。私自身もそうですが、浮気や離婚の話を聞くたびに、結婚そのものに対して疑問を持つ女性がたくさんいる。そして、仕事ができて、趣味も充実して、友達にも恵まれて…と周囲もうらやむ素敵な女性ほど、独身。『結婚したいと思えるいい男が少なくなった』という女性が増えているのも事実です。でも、だからといって、みんな結婚したくないわけではない。今の私たちには、どんな結婚がいいのか、同世代の女性同士で交流しあうことで、新しいパートナーシップのあり方を探したいな、と思ったんです」

「それに『恋話』って、昔から女子のおしゃべりの専売特許。そのノリで、女子同士の仲良しトークの延長だったら、みんな本音で話せるんじゃないかな」…ということで「女子部」なのだそう。

17日には女子部主催の「ロマンス・ドリンクス」というトークショーを交えた交流会も開催。会場の「めざましテレビ」の物産館「めざマルシェ」には50人以上の女子がつめかけ、女性のトークゲスト3人を中心とした「婚活」ならぬ「婚喝」トークが繰り広げられた。

ゲストスピーカーは結婚アドバイザーの北野貴子さん(IBJラウンジメンバーズ所属)、タイ料理研究家のらーぷさん(アンドパーティー所属)、カップルコミュニケーションのカウンセラーのOLIVIAさん(日本ロマンチスト協会ロマンティックアドバイザー/LOVE&COMMUNICATION所属)の3名。

結婚相手との出会い方から継続、ベッドタイムマナーまで、それぞれのフィールドワークをもとにした、さまざまな切り口で「婚渇」アドバイスがとびだした。

「たとえば北野貴子さんのトークでは、女性も男性もお互いに補いあい、ともに生活しながら女性が男性をいい男に育てる。そして女性自身も育っていく…そんなポジティブな循環がうまれることもある、と。完成された結婚だけがゴールじゃないよ、という『婚渇』ですね。参加者からも『結婚に対して前向きな気持ちになれた』『楽しそうだと思えた』との感想をいただきました。」

日本ロマンチスト協会は6月24日(木)、ロマンス力向上のためのワークショップ「ロマンス大学」も開催予定。こちらは「折りがみでつながる想い」をテーマに、2〜3種類の折りがみのレクチャーを受けるというもので、折りがみにまつわるロマンティック・エピソード発表のコーナーもある。(詳細はhttp://ameblo.jp/japan-romance/まで)。今後もさまざまなイベントを提案していく予定という。大切な人と2人で参加して、ロマンティックな夜を過ごしてみない?【東京ウォーカー】

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