石川県七尾市の崎山広場で7月28日(土)、「能登島向田の火祭り」が開催される。
伊夜比め神社では、祭りの前日から崎山広場に高さ30メートル、重さ10トンの大たいまつを立てる作業が始まる。祭礼当日は夕刻から神社で祭典が執行され、みこしと大小の奉灯が前後して大たいまつのある崎山広場に集まる。
やがて長さ1.8メートル、周囲20センチ余りのたいまつ約200本に火を灯し、打ち振りながら大たいまつの回りをかけ回り、最後にこれを大たいまつめがけて投げつけると、天をも焦がさんばかりに燃えさかり、壮観を極める。
祭りの担当者は「高さ30メートルの柱松明は見応えがあります。燃え上がった後、山側に倒れたら「豊作」、海側に倒れたら『豊漁』と、その年が占われます」と語る。
幸運をもたらすという柱松明の先の御幣を取るため、燃える松明に体を張って挑む勇壮な若衆にも注目!迫力ある松明の炎を見に行こう!
ウォーカープラス編集部