八百年の伝統を今に伝える「笛吹川石和鵜飼」開催

東京ウォーカー(全国版)

笛吹市に涼を呼ぶ夏の風物詩「鵜飼」が、7月20日(金)の鵜飼開きを皮切りに、8月19日(日)までの水・木・土・日に開催される。

川の中を歩きながら鵜を操る独特の「徒歩鵜」スタイル


800有余年の歴史がある笛吹川の鵜飼は「徒歩鵜」(かちう)と言われ、他の多くに見られる小舟に乗って数羽を操るスタイルと異なり、川の中を歩きながら1羽の鵜を操りながら行う「鵜・匠」一体のとても珍しい漁法。

笛吹川の護岸から至近距離で鵜飼いを見られる


練り歩くスタイルなので、護岸の階段席からすぐ目の前で実演される鵜飼を観覧することができ、運が良ければ鮎をくわえた鵜が目の前に浮かび上がってくることもある。

【写真を見る】鵜飼い体験で鵜匠になりきり、思わず笑顔もこぼれる


また、毎回2名限定で体験会も実施する。鵜匠と同じ格好をして、実際に鵜を操ることができ、体験者から好評を博している。鵜飼終了後には花火の打ち上げが10分間あり、鵜飼いと合わせて楽しむことができる。

暑い夏の夜に川辺で涼みながら伝統の鵜飼を観覧しよう。

ウォーカープラス編集部

注目情報