ハワイで人気のプルプル“新食感パイ”が東京初上陸

東京ウォーカー(全国版)

ハワイで創業され、現地では日本人観光客にも大人気の「TED’S Bakery(テッズ・ベーカリー)」。2009年オープンの茅ヶ崎店(神奈川県)に続き、7月1日、プランタン銀座(東京・中央区)に東京初となる常設店をオープンした。

ハワイオアフ島・ノースショアにあるベーカリーショップ「テッズ・ベーカリー」は、1987年に、日系3世のテッドとグレンのナカムラ兄弟が創業。同店の「チョコレートハウピアクリームパイ」は、ロコや世界中から訪れるサーファーを中心に人気に火が付いたそうで、今ではオアフ島全土のスーパーマーケットにも卸され、現地で知らない人はいないといわれるほど大人気の商品だ。

扱われているパイの種類は全部で6種類(各525円/1カット)。1番人気の「チョコレートハウピアクリームパイ」は、ほんのり塩気のあるパイクラストの上に、チョコレートクリーム、“ハウピア”、ホイップクリームが重ねられた、断面の層がきれいな見た目にも楽しい一品だ。ハワイの言葉で、“ココナッツミルクをコンスターチで固めたもの”を指すこの“ハウピア”は、プリンやババロアのようにプルプルとした食感で、サッパリとした甘さが特徴。同店の広報担当者は、「この食感に皆さん衝撃を受けられているようです」とにっこり。使用するココナッツミルクにもこだわっているそうで、「くどくないので、ココナッツの風味が苦手な方でもおいしいと言ってくださいます」と自信をのぞかせる。

実際に食べてみた客に感想を聞いてみると…、「見た目が“海外のパイ”って感じだけど、甘ったるいかと思えばそうでもなく、サッパリしていた」「口どけが不思議! ババロアのもっと柔らかい版という感じでした」「ハウピアの柔らかな食感とほんのりとした甘さを、パイクラストのサクサク感と塩気が引き締めていておいしい」と好評な様子。

今までに行われている催事販売では、1日に1500〜2000ピースを売り上げている同店のこの“新食感パイ”。オープン初日のプランタン銀座店でも、約600ピースが売れたそうで、注目のほどがうかがえた。今年は、さらに店舗を増やす計画もあるというので、「テッズ・ベーカリー」からますます目が離せない! 【東京ウォーカー】

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