東京メトロ東西線神楽坂駅から徒歩7分ほどの距離にある「アルベラータ」はアットホームな造りの一軒家で、神楽坂の地元の人たちを中心に足しげく通われている。ここでは、旬な食材を使って作られる北イタリア料理をランチでもディナーでも気張らずに堪能できるのが魅力のひとつ。
シェフ高師氏が修行した北イタリア地方の世界観広がるメインフロア
重厚感ある扉を開けると、つい覗き込みたくなるようなガラス張りのキッチンがお目見え。その奥にある階段を上りメインフロアへ向かうと、そこには黄色い壁が一面に広がっており、北イタリア地方の邸宅にお招きされたような内装となっている。今にも道化師が出てきて楽しませてくれそうな雰囲気に気持ちも高揚してくるほど。
シェフ高師さんは、六本木にあるキャンティというイタリアンレストランで修業したのち、北イタリア地方の現地でも3年ほど修業を重ね、帰国したあとに日本橋にあるアルポンテを経て、ご自身のお店「アルベラータ」を2000年に構えた。
イタリア料理は油やバターを多く使うので、次の日に胃がもたれることもあるが、ここの料理は“どれを食べても体が疲れない優しい味付け”を心がけているそう。オイル系や塩分などは控えめに、不足しがちな旬な野菜を多くお出ししているんだとか。
大切な日はコースで、いつもよりちょっと豪華に
アラカルトももちろんあるが、こちらでいただくなら断然コースがおすすめ。価格帯はランチ1944円~のコースを含めた4種類のコースがあり、ディナーは6品のコース(5400円)、7品のコース(7020円)、8~9品の季節のおまかせコース(8640円)の3種類。もちろんお料理と一緒に楽しめるワインも豊富に揃っているので、特別な日に訪れたい。カウンター席もあるので、もちろんお一人様でも歓迎なのだとか。高級感がありながら、普段の自分らしくいれそうなアルベラータで大切なひと時を過ごしてほしい。
東京ウォーカー編集部