2001年にオープンし、神楽坂の街を見守ってきたセレクトショップ神楽坂 貞。洋服や靴など小さなスペースにさまざまな商品が並ぶが、ピアスや洋服に混ざって、和の小物も見つけることができる。
同じものは二つとなし!手縫いのブックカバー
店がスタートした当初からあるというオリジナルのブックカバーは、これまで2000枚以上を販売した人気商品。古い着物などの布を使って、浅草の裁縫士が手縫いで作っている。裏表で柄が異なるこちらは、同じものが二つとなく、まさに一期一会。豊富な柄から好きな柄を見つけ出すのも楽しい。
バリエーションもいろいろ。切り絵のような柄が印象的な手ぬぐい
鮮やかな染色が目を引く手ぬぐいは、調布にアトリエを構えるユニットkata kataによるもの。鳥が飛ぶ様子や海の風景など、自然をモチーフにした絵柄はどこか懐かしく、染めの色合いともマッチしている。
そのほか、大阪の履物店、菱屋に別注した履物も。菱屋の履物は疲れにくいと評判が高く、こちらは鼻緒の色が貞のオリジナルとなっている。
今回紹介したアイテムは和の雰囲気がありつつも、どれも日常に取り入れやすいものばかり。浴衣や甚平など和の装いに触れる機会が多いこの時期。合わせて、身の回りの小物にも和を取り入れてみては。
東京ウォーカー編集部