7月20日、AKB48の高橋朱里さんが東京・福家書店新宿サブナード店で初の写真集「高橋朱里 1st写真集 曖昧な自分」の発売記念イベント(先行お渡し会)を開催し、会見を行った。
多くの雑誌のグラビアを飾り、6月に行われた「AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙」で12位にランクインするなど、高い人気を誇る高橋さん。初の写真集の撮影は、高橋さん自身初めて訪れた台湾で行われた。
「台湾は初めてでした。撮影のために、温野菜とかナッツだけを食べる生活で頑張ってきたんですけど、台湾のタピオカがおいしくて、撮影当日も、我慢できなくてタピオカを飲んじゃって焦りました(笑)。高雄でも撮影しましたが、お天気が良くなくて。でも、今回の写真集はアイドルらしくなくていいということだったので、太陽が出ていない感じも、この写真集の雰囲気に合っていたような気がします」
高橋さんが選んだお気に入りの写真は、台湾の街中でちょっと不機嫌そうな表情をしている写真。
「お気に入りの写真はいっぱいありますが、この表情は自分でも引いてしまったくらいアイドル(の表情)じゃなくてビックリしました。今の自分とも全然違いますし、でも、これが自分の自然な表情なので、闇が見え隠れしていますけど、作ってない自分です。この写真は、自然な表情を撮ろうとして台湾の街の中で一人にさせられて道に迷って、本当に不機嫌になっていた時のものです(笑)。反省してますし、今後、この表情は一切しないと思います」
ランジェリー姿に初挑戦するなど、衣装や表情を含め、これまでには見られなかった一面が表れている1冊となった。
「グラビア撮影はよくやらせていただいてますが、いつもは水着です。今回は初のランジェリー姿ということで、自然に撮影してもらうのがすごく難しくて、表情が固まったりしちゃいました。でも、ファンのみんなのために頑張りました。今のAKB48のアイドルとしては、この写真集は0点ですね。でも、高橋朱里としては100点満点。120点まで出し切りました」
高橋朱里さんの写真集「高橋朱里 1st写真集 曖昧な自分」は7/24(火)に発売。
取材・文/田中隆信
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一