一年に一度、織姫と彦星が再会できるといわれる“七夕の夜”。この言い伝えにちなんで最近では、7月7日は「サマーバレンタイン」と言われているのだとか。それを受け、デパ地下では今年、ツリーの形をしたケーキや、老舗和菓子店の寒天など、見た目も味にもこだわった“七夕スイーツ”が続々と登場している。
伊勢丹新宿店で人気を集めそうなのは、「ロリオリ365」の「七夕ツリー」(4725円)。花や星、色鮮やかなフルーツなどがあしらわれた見た目もキュートな「七夕ツリー」は、しっとりとしたスポンジをパッションマンゴーの生クリームでデコレーション。周りの新鮮なフルーツが、味のアクセントになり、最後まで飽きずにおいしく食べられる。さながら2人の七夕を華やかに演出してくれそうな“LOVEケーキ”といった雰囲気だ。
大人の味を楽しむには、伊勢丹新宿店「マイスターユーハイム」の「夜空のカシスムース」(1680円)がオススメ。真っ赤なカシスムースの上に大粒のマンゴーがふんだんに盛られ、中にはスポンジとマンゴームースが重ねられている。2人で食べてもボリュームたっぷりだが、マンゴーの甘さとカシスの酸味がマッチし、1人でもどんどん手が進んでしまいそう。また、マンゴーの上をまたいでいるホワイトチョコが、天の川をイメージしていて、なんともロマンチックだ。
老舗和菓子店が手掛けるのが、銀座三越「銀座鹿乃子」の「七夕の夕べ」(483円)。創業64年の老舗和菓子店が手がける七夕スイーツは、味にもこだわった本格派。さっぱりとした寒天、上品な甘さの小倉羊羹、抹茶羊羹の3層は、見た目も涼やかで、さっぱりと食べられる。食べるごとに3種それぞれ違う味なので、楽しみながら食べられるはず。
銀座三越「ダロワイヨ」の「サブレエトワール」(630円)は、普段お世話になっている人や友人へのプレゼントとしてオススメ。“星”を意味するその名前のとおり、かわいい星形をしたサブレ。サクサクッとした食感が人気のサブレは、7枚入りと手軽な量で価格もリーズナブルなので、プレゼントに最適だ。7月1日の販売スタートから、完売次第終了になるので、急いで買いに行こう!
他にも、スターフルーツをデコレーションしたケーキ「ジョトォ」の「ミルキーウェイ」(1890円)や、羊羹で天の川を、白ゴマで星をイメージした寒天「とらや」の「天の川」(420円)など、各店で工夫をこらしたスイーツが盛りだくさん。
今年の七夕は、今まで見たことのないような見た目も楽しい“七夕スイーツ”が揃うデパ地下に行って楽しんでみよう! 普段食べているスイーツとは“見た目”も“味”も違った“七夕スイーツ”に出会えるはず。【詳細は6月22日発売の東京ウォーカーに掲載】