隈研吾建築事務所の手によって新潮社の倉庫がライフスタイル型のキュレーションストア「la kagu」に生まれ変わって4年。もともと倉庫だった広大な空間をいかした店内は2階建てで、1階にはウィメンズと生活雑貨、カフェ、2階にはメンズと家具やインテリア、さまざまなイベントが行われるギャラリー、通販サイトHATCHのショップインショップが入る。それぞれ個性的な各エリアのおすすめアイテムを紹介していこう。
女性はもちろん!男性も楽しめるキュレーションストア
ウィメンズでは、「クロエ」「マルニ」「フィリップリム」といったハイブランドから、ラカグのオリジナルブランドまで幅広くラインナップしている。カットソー素材のマキシ丈ワンピースは、シルクのような光沢のあるスピンコットンを使用。ゆとりのあるシルエットながらラフになりすぎず、使い回しが利く。
メンズファッションエリアからのピックアップは、スロバキアのブランドNOVESTAのラバーブーツ。工場でアーカイブとして残っていたチェルシーブーツ型のラバーブーツを改良して復刻したモデルだ。ソールとアッパーが一体型のサイドゴアで、雨や雪の日だけでなくふだん使いにも最適。
家具やインテリアは北欧ヴィンテージを中心にセレクト。テーブルやスツールといった家具だけでなく、食器やラグ、フランスのブロカントなど現行品と古いものがうまくミックスするディスプレイはインテリアの参考にもなる。
ショッピングに疲れたら、1階のカフェ「マドラグ」でひと休み。こちらは京都の純喫茶「マドラグ」が東京初進出したもので、サンドイッチやナポリタン、カレーといったフードメニューも充実。なかでもふわふわの卵焼きを挟んだ「コロナのタマゴサンド」は大人気メニュー。ドリンクもコーヒーからアルコールまで幅広く揃うので、カフェにもランチにも、好きなタイミングで立ち寄ってほしい。
東京ウォーカー編集部