石畳の情緒ある細い裏路沿いにたたずむ、黒板塀の一軒家が生麩や湯葉料理が名物の和食店「神楽坂 おいしんぼ」。ひとたび日本家屋の玄関をくぐると、昭和のお屋敷に訪れた気分に。素敵な空間で食べられる、女性が喜ぶ“胸キュンメニュー”を紹介しよう。
醤油ジュレ、夏野菜を添えたウニに舌鼓
一つ目は「数量時季限定 宮城県産 雲丹」(1944円)を推したい。前クールのあるテレビドラマで、夫婦の思い出のグルメとしてウニ丼が登場したように、ウニといえば特別な日に食べたいご褒美グルメ。しかもこちらの店では、宮城産直のウニを生きたままの状態で仕入れるから、鮮度が高い。それを氷を敷いた皿に盛り付け、見た目も涼しげ。さらに、オクラやミニトマトなどの夏野菜、醤油のジュレのトッピングも女性が好みそう。時季限定メニューのため、濃厚な旨味とウニ特有の磯の風味を味わえるのは、8月末ぐらいまで。旬の絶品グルメは食べ逃せない。
旬フレーバーを閉じ込めた“別腹プリン”は女子必食
次に挙げるのは女性にとって欠かせないスイーツの一品、「季節の特製ぷりん」(648円)。和食の職人が腕を振るう店ではあるが、創作料理がベースのため、プリン作りもお手のもの。毎月プリンのフレーバーは変わり、新茶のシーズンなら抹茶のプリンがお目見えする。取材時の6月は白桃プリンで、ババロア風の口溶けよい食感と白桃ピューレによる、さわやかな香りと甘味に感嘆。何個でも食べられそうなおいしさだった。なお、7月はライチ味のさっぱりプリンが登場中だ。
昔ながらのお屋敷の部屋でゆっくりとした時間を過ごし、贅沢にウニをつまんで、杯を傾けながら語らう。そして食後のデザートにプリンを食べれば舌も心もほっこり。この夏、女子会利用する際には、この2品を押さえておきたい。
東京ウォーカー編集部